2011年1月22日

22.01.2011

今週は合計5回ほどのミーティング
一日中の作業、そしてほぼ毎日が "January syndrome" いわゆる一月症候群で、
デザインできないんじゃないか、卒業できないんじゃないか、このまま何も進まないんじゃないか、
っていう不安とフラストレーションのたまる日々で、
毎年通る時期なのだけどやっぱり今年もやってきた。
いちばんしんどい時期。
今年は特に。
2011年のお正月は、実はうなされてました。
プロジェクトにおっかけられてる夢で 笑

先日読んでいたFull-Moon Theatreについての記事、
アイスランドの特別な気候と光(冬、太陽が1時間くらいしかでないなか、満月の夜はほぼ一日中月が照らしている、という状況とか)
なんかを考えて、やっぱり今回のプロポーザルは
ほんとに小さなもの、その特別な光の現象に呼応するものでいいでないか、という結論に至る。
小さくて、PreciousでEphemeralなものにしぼり、
ようやくデザインの全体像が見えてきた土曜日。
混沌としてたところに、やっとこ突破口が少しずつ見えてきた感じ。

少し休もうと、家に帰ってきてから近所のカフェで友達が貸してくれた月についての考察の本を読む。
松岡正剛の「ルナティックス・月を遊学する」
昔からさまざまな文学・文化に登場する月についての考察。
おもしろいです。

満月の夜の雪の風景はやっぱり圧倒的だった。
この雰囲気・空気感を今回のプロジェクトで表せることができれば成功。
まだまだ長いけど、やっと前に動いてきた。

2011年1月20日

The Full-Moon Theatre

前のジュリーの時にすすめられた
An Engineer ImaginesのThe Full-Moon Theatreのチャプターを読んでいる。
Peter Riceが書いてます。

満月の光だけを使った屋外シアターで、
あまりにも美しいその文と、そこから無限に広がっていくイメージに感動してます。
ずるい!

建築そのものは本当に小さい物だけど、そこから広がっている世界が素晴らしいのです。

久々に建築関係の本を読んで感動しました。

さて、これをこれからどう料理しよう...

2011年1月14日

Black Swan

最初のジュリーも無事終わって、
気になっていた映画を一本。
ダレン・アロノフスキー監督のBlack Swan。


以前観た同じ監督のレクイエム・フォー・ドリームがかなり衝撃的で、
こちらも前評判がよくって期待大。
ちなみにレクイエム〜はその後、未だに見直すことができません。
観た後の落ち込みが半端でなく、かなり気持ちの沈んだ映画です。。

Black Swanの方は、何よりナタリー・ポートマンの演技が素晴らしかった。
ストーリーも飽きさせないし、ずっと緊張して観ないといけないくらいの緊迫感。
決して明るい気分になる映画ではないけれどおすすめです。