2009年11月23日

金曜から




Unit tripです。
今年は12日間かけて、まずはスイスGenevaまで飛んで、
そこからバスでフランスChamonix, 電車でMarseille,
電車でGenoa,Venice,そこから飛行機でPalermo
21st Century Grand Tourというコンセプトで
(Grand Tourは18世紀にイギリスの貴族が行った修学旅行みたいなもの。これを通して見聞を広めたそうな)
この旅行中にいまのプロジェクトのサイトを探します。
何よりも今まで行ったことない街ばかりだから楽しみ。

さて、プロジェクト自体は水曜がfinal jury
今日のtutorialでは結構大丈夫そう
またプロジェクトについては詳しく今度書きますが、
とりあえず数枚ドローイングだけでも。
今年は”時間”というマテリアルが重要になってきます。

Diplomaに入ってからやっぱりinterとは変わった。。
けっこううちがtheoreticalっていうのもあるからかな。
作業の仕方も重要になってるので(今までのようにがむしゃらではなく)
とりあえず朝9時過ぎから夜9,10時まで休憩交えながら学校のスタジオ、もしくは図書館にこもって作業。
家に帰ったら何もせずにリラックスして、7時間(時に8時間)たっぷり睡眠とって、
なるだけ週一で休んで、、を心がけるようにしてます。

2009年11月17日

突然のこと

10年前の7月、
いっしょにアメリカに渡って、
たくさん笑った大切な友人の一人、やよいが昨日亡くなったと、
ゆうこから連絡がありました。
10日前から行っていたアメリカで、急のことだったそうです。
まだ25歳。

高校は同じマサチューセッツ州内で、
お互い海が大好きで、
とにかくいっしょによく笑った大好きな友だちでした。

東京では彼女のアパートに泊めさせてもらったりして
みんながアメリカを離れてからも
何回か機会があるたびに集まっていた仲間のひとりでした。

今年、夏に帰ったときもメールのやりとりをしていて、
その時はちょうど時間が合わなくて会えず、
”またさやかが日本に帰ってきたら会おうね”
っていう約束は叶わなくなってしまいました。

未だに実感がわきません。
時間をかけて消化していきます。

2009年10月25日

25.10.2009

静かな日曜です。
明日からまた一週間。

今年のユニット、かなりおもしろくて
そりゃ作業は多いし考えることもたくさんだし、
ボツになるものも多いのだけど
ストレスがない(まだ)
楽しくてどんどんやれる。

コーヒーなしのほうが徹夜できると知る。
バナナで朝5時半まで持ちました。
むしろコーヒー飲みすぎるほうが疲れるのよね。
よい発見

土曜の夜までみっちり作業して(土曜は一日中レセプションで仕事だったし)
その夜はコスタリカ人の友達と3人で映画。
UPを観る。
何気に結構観てるピクサーの映画。
これはかなりよくて、大のお気に入りのひとつになりました。
冒頭から泣かされました。。
もう映画館中いたるところから鼻をすする音が。。
笑えて、そして泣けて、いい気分で映画館を出てこれてなんだか幸せ

今晩はお気に入りの赤ワイン(チリのCono Surというワインで、安いのにかなりおいしい)を買ってあるので、
これ飲みながら本読んで寝ます。
明日も朝からスタジオへ。

2009年10月19日

しらが

元気です。

夏、韓国、新潟、東京,でフィルム作ったり、
古い古い民家の改修+デザインしたり、
”どうすれば解体作業を美しくできるのか”っていうのを提案したり、
一ヶ月半ばたばたして、終わったとたん体調崩して40°の熱出して、
一週間くらいまともに食べれなくて、
でも3キロちょっと体重が減って(ラッキー)
落ち着いたと思ったらもうロンドンで、
学校がはじまって、、

とりあえず元気です。

今年は第一希望のこのユニット。入れた。
http://www.aaschool.ac.uk/STUDY/dip15.htm

tutorがほんとに頭のいい人。
楽しい。

でも疲れがたたってか、初めての白髪を発見。
ちとショック。
図書館とレセプションの仕事をやりくり、
その合間で作業。
でも、今年は変にストレスアウトしないよう、気をつけてたりする。

2009年7月19日

売る。


引っ越し前の私と、
イギリスを出ようか迷っている友だちと、
とりあえず物を売ってみよう、
という3人で、近所のブリックレーンという
毎週日曜にフリーマーケットの開かれる道で
物売りをしてました。
マイナスが出なけりゃいいか、と。

それで今朝はちょっと早めに起きて準備。
昨日は午後ずっとベッド作りで作業だったので
朝起きたら身体中痛かったけど。。
なかなか力が必要でした。。

それにしても、
準備してみると、実はいらないものって少ない。。
なので私の売る物は量がなかったけど、
他の友だちは結構な量の服・靴。
並べがいがあります。

5時間ちょっとの商売の結果、私の稼ぎ・8.5ポンド。。
まぁ残りはチャリティーショップへ持っていこうかと思います。
なかなか楽しかった、、けれど、1年に1,2回でいいかも。。

途中、家族連れで女優さんのマギー・ギレンホールが目の前を通りました。
かわいかった!

写真はいっしょに売ってた友だち。

2009年7月15日

カフェblog 更新

久しぶりにカフェblog、更新しました。

cafe ほとり

夏のオリジナルデザートについてです。

8月1日

日本上陸。

今回は台風つれて来ないようにしないといけません。



一昨日、友人Dの赤ちゃんに会いに病院へお見舞いにいってきた。
母子ともに健康、かわいいかわいい男の子。
いとこのNoriちゃんに、ベトナムでベビースリングのオーダーを頼んだ。



今日、一足早く仕事が終わる。
だって、20日にバートもクリスもいないのです。
まぁ来週の金曜にはまたスタジオ行くし、
秋からも”たまに戻ってきて3Dのアップデートとか、プロジェクト参加してよ”
って言ってくれてるので離れる感じしない。近いし。
それにちょうどいいバイトになりそうです。
楽しいスタジオでよかった



ロフトベッドの制作がはじまった。
図面も仕上げて、
木材も学校で余っていたものをもらえたので材料費もほぼ無料。ウッドフィニッシュ買うくらいかな。
(ちなみに制作場所も学校借りてる・・・)
とりあえず、必要な木材は切り終わりました。
仕事が終わった後に学校へ寄ってきらせてもらったのです。
時間が限られてるから友だちに手伝ってもらったけど。
マットレスよりちょっと広めに作るので、余ったスペースに本やらランプも置ける。
壁には棚を取り付けるので、ちょっとした”巣”ができあがる。
地上は、机の面積増やして作業場、ですね・・



明日から家のこと。
とりあえず段ボール探しに行かなきゃ。
帰国前にやること多し。

でも楽し。

2009年7月10日

DIY

あと2週間くらいで引越し。
今度の部屋は、天井が斜めになっていて
高いところで4メートルちょっとはある感じ。
部屋が広いわけではないので、
これを利用してこんどはmezzanine bed (loft bed?)を作ろうか、と計画中。

この前友達の住んでいるWarehouseを見学に行ったとき、
その子のフラットメイト(やっぱり建築やってる女の子)も
自作mezzanine bedを作ってた。
立派にサポートもあっていい感じに。

今住んでるフラットのベッドフレームも作ったことだし、
ちょっと大きなものに挑戦してみるのもよいかも。

2009年7月3日

夏な日。


うれしいことに、今週は4連休。
バートが月曜からまたオランダへ仕事、
クリスは水曜からノルウェーへ帰省。
今私の担当している仕事、ちょうどやっていることが
彼らのデータ、ドローイングなしでは進まないのです。
彼ら帰ってくるまでは進めようがないので、
”天気もいいし、オフにしていいよ”とのこと。
やらないといけないこと、やりたいこと、たくさん。

昨日はHayward Galleryでやっている
Walking In My Mindという展示へいってきた。
ちなみに、テームズ河のあっち側にあるので、
自転車で通るのが気持ちいい・・
イメージ通りのロンドンっていう景色が見れる。

展示は10人のアーティストのインスタレーション。
タイトル通り、内面的な作品ばかり。
奈良美智の小屋(?)も良かったのだけど、
個人的にCharles Averyの妄想作品が楽しい。
自分の中で”島”を作りあげて、その島に住む生き物、人、伝説、
すべてをビジュアライズして彫刻とかドローイングにしてる人。
こういう妄想の入った作品、
難しいこと考えずに楽しめるので好き。

今回の展示は、どれも見応え(スケールにしても、量にしても)があって
単純に楽しめたけど、
友だちとも話してたのだけど、
やっぱり作家本人のエゴの固まりを見せられているので「お腹いっぱい」という印象。
気持ちに余裕のない時にはちょっとしんどいかな、、

作家と作品との間にちょうどいい距離のある作品(分析されている、というか、パーソナルすぎないもの)
空間という物をうまくとらえた作品、
そんなものが最近はとくに好き。興味深い。

それにしても暑いロンドン。
冷やしうどんが食べたくなって、
でもそれにはだし汁をたっぷり吸い取った天かすが必要(だと信じてる)で、
家に帰って天かすを作ってました・・・
ついでに使い切らないといけなかったなす、コジェット、マッシュルームも天ぷらに。
昨日の夜は気温も光も完璧な夜で、
フラットメイトとテラスに椅子とコンピューターを持ち出して、
映画をみながらビールを飲みつつ
冷たいうどんに大根おろし、野菜天、天かす、ネギ、しょうが、ごまをたっぷりのせた夕食。
そしてそのままキャンドル出して夕涼み。

ちなみに観てた映画はフランスのSummer Hours
邦題”夏時間の庭”。
2回目です。
物、家にこめられた、それぞれの登場人物の思いを
とてもセンチメンタルになりやすいテーマではあるのだけど、
一定の距離を持って、ドライに、そして優しく撮っています。
家族のこと、 思い出の残る家、美術品を手放すこと、
テーマがとてもリアルなので、その分喪失感の残る、でも優しい映画です。

オルセー美術館開館20周年記念のために作られた映画らしく、
穏やかな光に溢れた映像も、
美術品も、役者さんたちも素晴らしい映画でした。


今夜は学校の卒業式+展示のオープニング。
久々に会う子たちもいるから楽しみ。

2009年7月1日

things are moving, slowly but surely

あっという間の6月も終わり、もう7月。
今年の夏もまた移動の多い夏。

韓国のワークショップも決まって、8月から9月にかけて合計約一ヶ月、
韓国と新潟の小白倉で制作。
7月末には引っ越しです。
アイスランドは来年にまわします

なんと、もう引っ越し先も決まりました。
ロンドンでこんなにスムーズに決まるの、初めてで気が抜けます。
今いる所と近いけれど、きれいなLondon FieldsVictoria Parkのちょうど中間くらいの場所。
自転車だと5分かからない。
散歩にも最適。
学校にも今と変わらず、自転車で30分。
ギャラリーの多いVyner Streetも近い。
フラットは、ウェアハウス(倉庫)を改造した建物で、
中はcosyできれい。
広いリビング/キッチン/ダイニングの上はmezzanineになっていて、
ここにイタリア人の男の子が一人、
あとはベッドルームがふたつ、一人が私、ひとりが音楽家の女の子。
今のとこより安いし、なにより冬は暖かいし、リビングに窓あるし、
バスタブもついてて、ちゃんと窓もある。
友だちを通してここを知ったのだけど、
ほんとにラッキーでした。
日本に帰っている間は友だちに貸すのでそれもまたよし。

さて今回のワークショップ、
韓国のは私が去年とった、
人間的にも先生としても、建築家としてもとても尊敬するPeterがオーガナイズしています。
今年からは韓国で教えることになったので、これが今の所最後。
けれど、これだけ尊敬できる人に教わることができたのはほんとに幸運でした。
様々なことを教えてくれた先生です。

新潟のももう10年以上続いているもの。
オーガナイザーも、今Diplomaで教えているのだけど、
やっぱり方針、教え方に興味があるのでそれもあって今回参加。

残りの時間は自分の制作と、
カフェの看板娘(夏限定)です。
この歳で「看板娘」なんて言っても怒られそうですが・・・

2009年6月29日

俄モロッコ




久々にまともに料理した。
(割と)きちんと。。

この前までは私がコンペで忙しく、

今週はフラットメイトがようやくコンペが終わったので、

久々にゆっくりと料理・夕食です。
週末だし。
いやー、コンペの終了前はほんとに大変です・・

夕飯はビールから始め、
野菜をみじん切り(ざく切り??)にしたサラダ、
クスクスにテジンで蒸した野菜と魚(パプリカのソースをかけた)。
テジンは何ヶ月か前、
うちのスタジオの掃除に来てくれる人が
モロッコ出身で、
ウェブサイトの写真撮影の手伝いしたら
お礼でくれたのです。
これで野菜も肉も魚もおいしく蒸せる。

好きな野菜と、その他を入れて、火にかければもう待つだけ。。

ほくほくに蒸せるのです。


締めにミントティー飲んで、
満足な夕食。
日曜の夜。まったりな夜です。あー、、ほんとひさびさ。。


写真は料理と、ここ最近のロンドン。

10時近くなのにまだこんなに明るい。

あぁ、、、幸せ。。冬が長い分、ほんとに幸せ。

2009年6月25日

hold him

今年で友達が何人か卒業。
5年生の忙しさというのは半端なものではないらしく、
先週から少しだけど仕事の後とか週末に手伝ってます。

昨日はdamitaの手伝いにいってきた。
もう臨月にはいる彼女。
会いに行くと、この前会ったよりもお腹が大きい・・・
お母さんいわく”二日くらい前からいきなり大きくなってきたのよ・・”と心配顔。
お腹に触ると、もういつ出てきてもいいくらいパンパン。
うれしくもあり、心配でもあり。
この状況で5年生を終わろうとしてる彼女、偉いです・・
ほんとによくやってる。

そんな中、作業を進めていくうちにdamitaの様子がおかしい
聞くと、かなりお腹が痛いそう・・
とりあえずは彼女を寝かせ、
お母さんと”病院に行く準備はいちおうしておこう”と荷物を詰め始め様子をみる。
ふたりで”まだ出てきちゃだめー!”ってなりながら・・

数時間でお腹の痛みはだいぶおさまったみたいだけど、
こんな痛みははじめてだったそう。
帰る前に
”明日の昼を乗り切ったらいつでてきてもいいからねー”
とお腹をさすりながら彼女の家を後にしました・・

久々にあせった・・

2009年6月15日

26

今日で26。

25からのこの1年、成長できたのだろうか。

小さかったけれどやってみたかった、展示の企画、実践、
周りの協力もあってできた。
仕事も、人との巡り会いで今のおもしろいこと/勉強になることができてる。
恵まれてるなぁ。

今年は、潔くあること、
これを頭においておこう。

色々あるけれど、相変わらずの
“大変でもたのしい”
の心意気でいこうと思います。

2009年6月12日

..

スタジオは寒くて、
ついでに最近外も寒くて、
それに加えて睡眠不足と疲れが混じって、
また熱。
徹夜した後はかえって効率が悪くなるから
できれば避けたい・・・

この前Serpentine Galleryへ行った時、
ここのexhibition directorでもあるHans Ulrich Obristのconversationシリーズのひとつ、
Olafur Eliassonのを買った。
まだ読み始めたばかりだけど、
このHansがとても頭のいい人で、
そのシャープな質問と、Olafur Eliassonの受け答えがとてもおもしろい。

今週末はゴタールのHistory of Cinemaを借りたので、
調子もよくないから観てみようと思います。
あとはFridik Thor FridrikssonのFalcons。
この人の"Children of Nature"がとても観たいのだけど、
どこを探しても見つからない・・・

新記録 etc

火曜に熱出して丸一日休んで、
水曜朝9時から金曜の明け方3時近くまで通しで作業でした。
徹夜時間、今までの記録の40時間を更新。
ユーロパン(europan)という、
若手建築家/学生対象の建築コンペをスタジオでやっていて、
その提出前日で、最後の追い込みだったのです。
できるだけはやりました。

へとへとで帰ってきた2日ぶりの家。
シャワーだ、ベッドだ、睡眠だ、、なのです

来週には26になるけど、
まぁこのくらいの徹夜だったらまだまだ大丈夫そう。
今もこうしてこれ書いてるし。
むしろカフェインの取りすぎで変な感じなのです。
暖かいシャワーを浴びて寝よう。

そう、そんな熱出して寝てた火曜日、
うとうとしていてよく夢をみてた。

ひとつは去年の4月に亡くなったおばあちゃんの夢。

いっしょに住んでもいたけれど、
結局最期には間に合わなかった。
宮崎に雪の降った日に生まれた人で、
名前もそこからとって「ユキ」でした。
亡くなったという連絡のあったその日、
前日まで春の陽気で暖かかったロンドンには、
4月なのに雪が降っていました。
家の前がどんどん白くなっていって
泣きながらその風景の写真を撮りました。
そんな風景がずっとずっと残っていて、
いつ思い出しても悲しさの中にほんのすこしうれしさの混じる、
そんな気持ちになります。
何となく、遠いここまでお別れを言いに会いにきてくれた気がしました。
旅行の好きだった人だったから。

いつもみたいに、みんなでいっしょにご飯食べてる、そんな夢でした。
いい夢。

2009年6月8日

blah blah blah







先週は火曜をのぞいて、
毎日夜12時過ぎまで仕事だった。
さすがに週末はなかなか起きれず・・・
疲れきっておりました。

多分今週末までそうなりそう。
今日はちょっと早めに帰ってきたけど(9時ちょっとすぎ)・・

疲れてたし、寒いし雨は降ってるし、という週末だったので、
ほとんど家で作業したり映画観てた。
ただ、土曜はやっぱりいつものjazz cafeで読書。
春に入ってからほぼ毎週通いつめてる・・・
この時間がないと、なんだか「ああ,週末」って気がしない。
ちなみに上の写真がjazz cafeです。

その後、bricklaneにあるビデオ屋さんで映画を借りる。
Close-Up
一ヶ月£10で、一回3本まで借り放題、というメンバーシップをフラットメイトが作って、
そのアカウント、本人以外にもう一人シェアできるのだけど、
それにいれてくれたのです。
品揃えがすばらしいレンタルショップ。
いい映画を借りれた。しかもお店の人も親切。

日曜は、午後の数時間を利用してTate Britainの
Richard Long: Heaven and Earth
の展示へ行く。ランドスケープアーティストです。
すごく美しいのだけど、でもやっぱりindoor galleryで見せるのって難しい。
全てreproductionになってしまってるし、
本人もそこはawareな部分らしい。
私は、彼の地図とかドローイングの方に興味が持てた。
プロセスを全面にみせる展示だともっと面白いのかも。

--
先週はじめ、仲のいい学校のセキュリティのmatthewからいい本を借りた。
かなりの読書家なので、おもしろい本情報をくれたり、貸してくれたり。
Freakonomics: Steven D. Levitt
Critical Mass, how one thing leads to another: Philip Ball
Chaos: James Gleick
The Illustrated, A Brief History of Time: Stephen Hawking

FreakonomicsとHistory of timeをちょっとずつ読み始めたけど
かなり興味深い・・・

教わってみたかったPascal曰く
" for me, a scientific magazines offers more insight into the potential of future developments concerning physical processes than any architecture magazine does"
その通り、と思わずうなずいてしまった

2009年6月2日

Fanfarlo






久々のgigに行ってきた。
ここんとこいろんな意味で忙しかったから
いい気分転換。
チケットは一ヶ月以上前に取ってたんだけど。

今回は、場所はICAで、
観たかったのはイギリス出身のFanfarlo
http://www.myspace.com/fanfarlo

彼らの前のバンド2組はどうもいまいちで、
出番まではICAのカフェで本を読んでいたのだけど。

演奏は10時から始まって、
ほんとに久しぶりのかなり楽しいgigでした。
存在感のある演奏にボーカル、
もううれしくてたまらなくなるような感覚でいっぱい。
standingっていうのもあって、お客さんもかなりのってました。
アンコールの最後の最後では、ステージを降りて、
輪の真ん中、全てアコースティックで演奏。
ロンドンの、いちばんきれいな季節にぴったりの音楽で、
いい気分で自転車で帰宅できて大満足。

これがgigの醍醐味よね・・・


beautiful books

Simon SinghのBig Bang
J.B. KennedyのSpace, Time and Einstein
去年までAAで教えていたPascal Schoningの
Manifesto for Cinematic Architecture
Cinematic Architecture
週末に平行して読んでたんだけど、ほんとに素晴らしい本です・・・
読んでてどきどきしました・・

cinematic architectureに、80年代にAAであったレクチャーシリーズについて少し載ってた。
ポスターはPeter Doig
lecturerには
Stephen Hawking、Derek Jarman,、Bruce McLean、その他,いろいろな方面から来ていたらしい・・
学校のアーカイブを観てみようと思います

このイヤーアウトでのいちばんの実りは、
今まで自分の中にあった興味を、
ちょっと距離を置いて観察してみて、
そこにあるはずの意味を考えて、
さらにそれについてまた考えて、本を読んで、、
そんな時間をどんどん作れること。
なんとなく、だけど繋がってきてる気がする。
どこへ向かっているのかはしょっちゅう分からなくなるけど、
でも「こうありたい」という部分は少しずつだけど見えてきた気がする。
まぁまた迷って、戻って、進んで、、
でも多分やり続けないと見えてこないし、これからもそうでしょう。

あと、ここ数日頭を抱えていたwebsiteのサーバー、設定etcの問題がやっと解けた・・・
とにかく(初心者には)ややこしかった・・!
今朝、きちんとアップされてたトップページ(under constructionです、っていうのだけど・・・)を観て、
あまりにうれしく、スタジオでも指摘される、、
「なんか、今日はすごくハッピーそうだけど、」と、、
徐々にコンテンツを増やしていく予定です
sayakanamba.com

今日は12時過ぎまで仕事だったのだけど、
なんだか目が冴えて寝れそうにない・・
昨日もなかなか寝れなくて3時間くらいしか寝てないのに・・


2009年5月28日

books

Bill Viola : Reasons for Knocking at an Empty House : Writings 1973 - 1994

Aesthetics & Film : Katherine THomson - Jones

Drawing : the motive force of architecture : Peter Cook

Big Bang : Simon Singh

The Origin of Species : Charles Darwin

Cinema 1 + 2 : Gilles Deleuze

The Poetics of Space : Gaston Bachelard

ここ最近読んでるもの。徐々に完読中。
イヤーアウト中、とりあえず興味のあるものは読んでみよう、と。
そしたらリストが大きくなっていきました・・・

The Art of Memory :
Frances A. Yates
Deleuze and Cinema : The Aesthetics of Sensation : Barbara Kennedy
Against Interpretation : Susan Sontag
Theory of Film : Siegfried Kracauer
The SIngular Objects of Architecture : Jean Baudrillard
New Flatness : Surface tension in digital architecture : Alicia Imperiale
Matter and Memory : Henry Bergson
How to Build a TIme Machine : Paul Davies
Discipline & Punish : The Birth of the Prison : Michel Foucault
Space, Time and Einstein : J.B. Kennedy


この本も気になるものたち・・
今のを読み終わったら・・

夏の間にしたいことがいくつかあって、
今、アイスランドのレジデンシーに応募してる。

オープンコールの所でもいっぱいだったりして、
どうなるかはまだ分からないのだけど。

でも、もし行けたら、おもしろいコンペ(興味と重なる)を見つけたのでそれをする予定。
だめだったら、日本で実家の建っているサイトを使ってするつもり。
で、8月末からはワークショップ参加。
これで少し作品+テーマを強化して、
来年の夏もアイスランドの方へ応募。
すごくいい場所を見つけたのだ。

ほとりのお店

先月、宮崎の川沿いにひっそりと佇む一軒家がカフェとしてオープンしました。

cafe ほとり

随時上記のサイトに写真をアップするので、ぜひどうぞ。

2009年5月19日

to the States

先週描き続け+作り続けた模型、うまくいった。
いい方向へ向かってる。
週末土日を使ってあったレンダリングワークショップもかなりためになるもの。
日曜には大きくなったお腹のdamitaのためのティーパーティー。
久々に会えてまったり。
今日は小さい家のご近所さんとのミーティング。
マテリアルについての。
ここ一ヶ月近く歩いてスタジオへ行ってるので、
小さな家まではバートのスクーターの後ろに乗っていく。
初めてのこと!いや、なかなか楽しいですね。
もちろんヘルメットもかぶって。

今年に入って一ヶ月に一度はどこかへ飛んでる。
明日からは久々のアメリカへ行ってきます。
東海岸は何年ぶりだろう・・

2009年5月16日

things

昨日は朝8時過ぎにはスタジオに行って、
ちょっと自分でも感心する集中力で5つの模型を作る。
なかなかかわいいんでない?と満足、、すこしだけ。
スープをかきこんで、学校へ。
去年までうちで教えていたPascal Schoningの"cinematic architecture"のシンポジウムへ。
仕事の関係で1時間くらいしかいれなかったけど、
惜しい人がいなくなったなぁ・・・

その後はまたスタジオへ戻って、少しだけ作業して、SouthbankのQueen Elizabeth Hallへ。
amiinaと他2組のコラボレーションコンサートだったのだけど、
今回生で聞くamiinaの演奏、聞いても観てもなんだか鳥肌がたって、でも楽しくなる。
“この音、いいね”っていう感じでいい音のするものはなんでも集めて、
"この弾き方が楽しいね”っていう風に音楽を作ってる印象。
ずっと聞いていたい音楽でした。

そして今日はレンダリングのワークショップ。
実りの多いものでした。明日も続きます。
その後はいつものJazz cafeで読書。
ノート取りながら読み進めると頭への入り方が違う・・・
たっぷりのコーヒーを横において、3時間近く入り浸ってしまう・・
その後はまた数時間スタジオ。
どうしても納得いってない模型があって、
負けず嫌いの性格も手伝ってここ数日こねくり回してるもの・・
ちょっとはましになった、でしょうか

適度に頭も身体も疲れ、多分ぐっすり眠れる。
“無駄なことなんてない”っていう心構え(?)が覚えてないくらい昔から自分の中にある。
まぁ、この一言さえあればまだまだ進んでいけるでしょう。
明日は久々にゆっくりとina達ともキャッチアップできる。

2009年5月14日

boo!

なんだか今日は気分がのり、
今やってるプロジェクトのフロアプラン、5オプション描けた。
明日はこの模型を作らねば・・・
+サイト模型も仕上げなきゃ。
明日の午後からどうしてもAAでみたいシンポジウムがあるので、
それまでに作業全て終わらせる予定。
ちょっと早めにスタジオでしょうか。
というのも、夜はSouthbankでAmiinaのコンサート(+2 more bands)。
なので効率よく作業、、なのです。

土曜は友だちとレンダリングワークショップ、
その後はテームズ河のボートに住む友だちの所へ。
日曜は最初のユニットでいっしょだった友だちのbaby shower tea partyだし。
早く彼女の赤ちゃん、みたいなぁ(7月予定)。

2009年5月13日

alone in the studio..

スタジオのふたりとも、
今週はオランダへ行っていて不在。
私も行くはずだったけど、2、3週間後に延期(の予定)だそうな。
まぁよくあることなので、
スピーカーを私のコンピューターにつないで聞きたいものをかけ続けてます。
ここ数日はPodcastのtate modernのレクチャーシリーズやら、
yaleの建築学校のレクチャーやら、サイエンスニュース。
ただ、結構集中して聞かないといけないから、
これは模型作りの時のみ。
他の時には最近お気に入りのIron & Wineの"The Shepherd's Dog"やら
Jose Gonzalez、Bon Ivar、あと、集中するのに効果があると最近気付いたクラシック数曲。
来週からはアメリカ。
ニューヨークの美術館・ギャラリー情報も少しずつ集めだした。
卒業式も楽しみなのです。

2009年5月10日

Synecdoche, New York




好きな映画の種類で、大きく分けると
1.最初からお気に入りになってしまうもの
2.観れば観るほど味がでてくるもの
の2種類があって、チャーリー・カウフマンのSynecdoche, New Yorkは正に後者。
金曜日に一回観て、その時はフラットメイトと"?"の世界へ。
チャーリー・カウフマンは好きな脚本家だけど、今回のは今までのに輪をかけて分かりにくい。
自身が監督、というのもあって、もう"伝える"という作業をあきらめたのか、と思ったくらい。
案の定、次の日にいつもの友だちとランチを食べてる時に、Jは
"カウフマンだから期待して観に行ったけど、彼の映画じゃなかったら途中でシアター出てた"
なんて言ってた。
分からんでもない・・・

その後、もう一人の友人が観ていないというので、うちでワインを飲みながらまた鑑賞。
正直、私ももう一度観ておきたかったし。
このときはもう少し距離を置きつつ、でもいろいろな部分に目を向けて観ることができたせいか、
一回目のときとはまた違った印象。
確かに訳分からない場面もプロットも多いんだけど、
現実とイマジネーションの境がどんどんなくなっていく様、
時折鳥肌がたつくらい美しかった。
"死"という概念が映画の下敷きにもなっているせいか、
確かに重々しい雰囲気ではあるのだけど、それだけにさせないのはさすがカウフマンです。

これ以上に良くなる要素もたくさんあったんじゃないかな、とも思うし、
テーマがテーマで2時間弱じゃ難しいんじゃないかなとも思うけど、
もう何回かは観ておきたい映画になりました。

Synecdoche, New York

2009年5月7日

あれこれ

ここ最近、やっぱり自分はinterior architectureが基本なんだと実感。
今担当してるプロジェクトも、中から外へ、のイメージで建物をデザインしてる。
意識してはいなかったけど。habitationが重要。
これをどうおもしろく持って行けるか。
プラスになるように、将来、外も中も、両方きちんと手がけられるように、、
いいのかもしれませぬ。

学校の友達に誘われて、昨日の夜はとある日本人建築家のプレゼンへ行ってきた。
セミナーの様なもの。
すごくプラクティカルなのだけど、既存の建物の扱い方が丁寧で、
でも時折大胆で好感が持てる。
そのあとそのユニットのtutorがご飯に連れて行ってくれたのだけど、
そのレストランがまたよかった!
charlotte streetっていうレストランの多い道が近くにあって、
そこを一本曲がった所にある、昔ながらの小さな古いイタリア食堂。
ここ、雰囲気もすごくいいし(本格的なイタリアの食堂、という感じ。)
ご飯が安くておいしい!オリーブやらケッパーの入ったパスタ、ほんとおいしかった。

そして今日、やたら肌寒いので、
こっちへ引っ越してから作るようになったアメリカン料理、チキンスープを作る(ただいま煮込み中)。
野菜をいろんな種類、とにかくたっぷり、そこに鳥を少し、だしを取りながら煮込んでます。
鳥がほろほろにやわらかくなって、pearl barleyもやわらかくなった時が食べごろ。
comfort foodです。。
今年の殺人的な寒さの冬にはよく作ったけど、まさか5月に作ることになるなんて・・

2009年4月29日

多分あまりよくないと思う

最近、スタジオで模型作りにレジンをよく使っているのだけど、
それプラスにファイバーグラスやら、靴の修理に使うスーパートクシックなのりやら。
乾いた後にサンディングマシーンで削るんだけど、
その粉の舞い方がすごい・・・
絶対身体に良くない粉が裏庭のワークショップ中を舞って、
それが体中にくっついたり、めがねとマスクをして作業してるけど、
体内にもはいってきてるはず。。
バートはいつも自信満々で「身体に害はない!」って言い張ってるけど、
決してそんなことないはず・・・
いかにも悪い臭いしてるし。
この臭い嗅ぐと目がちかちかして痛いし。
今体のあちこちにできてる赤い点々も無関係じゃない(気がする)。
アレルギーも混ざって、くしゃみが止まらない。
これから半袖の季節なのに、この腕はあまり人の目に触れてはいけないと思う・・・

2009年4月26日

ミラノ・サローネ

昨日、水曜日から行っていたミラノから帰ってきました。
目的はここの年に一回のデザインショー、通称「ミラノ・サローネ」。


街自体がギャラリーと化していて、
とにかく人であふれかえっている一週間。
私もひたすら歩いて、このイベントを見て回りました。


街の中心地より少し南西のZona Tortonaがコンセプチュアルなものが多く楽しい。
ここにはオランダのDesign Academy Eindhovenの会場もあったりして、
割と若手のデザイナーが多かったです。
特にオランダのデザインは、やっぱりぴんとくるものが多い!
無駄が多くて、それを多いに楽しんでる感じがとても人っぽくて、
多分そこにひかれてるんだと思う。
アイディアもとても自由だし。

あと、Parco SempioneのLa Triennaleのひとつ、
Sensewareがとてもよかった。
ここにも詳しく書いてます。
原研哉のキュレーションで、マテリアルの可能性をデザイナー/建築家がデザインしたプロダクトで見せるこの展示、
見せ方がうまいし、なにより驚きでたくさんでした。

とにかく盛りだくさんで、書ききれません。
歩きすぎで膝が壊れたし。今、歩くといたくて大変・・・
来年もまた行ってみたいイベントです(泊まる所があれば・・・)














2009年4月8日

忙しきこと

はいいことなのでしょう。
ここんとこ、帰る時間も遅かったり。

お腹減るとやる気がとことん減ります。
それを知ってか、最近バートとクリスがチョコをくれます・・・

フラッシュアニメーションも作り終わって、
昨日オランダへと連れて行かれました。
「小さな家」もまだ途中。

先週の木曜にはKaki Kingのライブへ行った。
カムデンにあるJazz Cafeで、ツアー最後の締めくくりだったらしい。
チケットも売り切れ。
ほんとに真ん前で観れて、ギターさばきに鳥肌が立ちましたs。
ドラムもすごくよかった。
このvenueでは来月、シカゴで最後に行ったライブ、
Warsaw Village Bandの演奏もあるそうな。
行こうかな。。

で、やっぱり自分の時間、何かしら楽器をやるのがいちばん楽しい、と実感し、
ギターもまた始めた。けっこう前に近所のマーケットで売ってたクラシックギター(値切った)で練習。
気分転換も含めての練習だけど、指も少しずつ動き出した。
あと、近所にピアノを練習できるスタジオ発見。
今週末はイースターで閉まってるらしいけど、来週末にでも行ってみようかな。

あまりにもコンピューターの前に座ってる時間が長くて、
目がとんでもなくしんどいことになってたので、
先週末には前々から計画してたベッドフレームを作る。
IKEAで買おうとしたけど、シッピングを入れると高かったから。
隣の材木屋で木を買って。サービスでカットしてくれたのがラッキー。
スタジオから持ってきたドリルを使って組み立て。
割と図面通りにできて満足。布団が冷えにくくなった。
部屋も白にペイントしなおした。前の色(淡いクリーム色)がどうしても嫌いだったので。
5時間ぐらいで全て仕上げて、次の日は全身筋肉痛でした。

2009年3月31日

summer time

日曜から夏時間。
7時すぎても明るいのがたまらなくうれしい・・

いまのスタジオで働きだしてから、
今まであまりやったことなかったものに挑戦できてるのがうれしい。
キャスティング(石膏・レジン)、
いろいろなマテリアルを使っての模型作り(ストッキングにレジンを重ね塗りして、グラスファイバーを貼ってさらにレジンで強化してのフォームスタディetc)、
ウッドショップ系の模型(サンディングマシン、バンソウ常用)。
あと、表現方法でもただのドローイングだけでなく、
もっと遊び心のある、そしてなおかつconvincingな表現方法も皆で模索。
今日は今やってるプロジェクトのためにflashアニメーションを作り始めた。
模型とあわせて作る予定。
flashも半日のonline tutorialで結構使えるようになった。
相当目が疲れたけど・・・でも新しいプログラムが使えるようになるの、やっぱ楽しい・・
表現方法が増えるのはいいことです。

次はやっぱりオランダかベルリンで仕事がしたい・・
でも何気にアイスランドの建築事務所もチェック済み。

今週か来週には、スタジオの知り合いから写真の仕事(撮る方)を頼まれた。

4月にはミラノに行くことに。
バートの弟がミラノのfurniture showに出展するので「おいでよ」と。
Milano Salone
泊まる所もあるし(この時期は混むので、いくつかのフラットをだいぶ前から予約してたらしい)。
ミラノも見て、ついでにフィレンツェへもう一回行こうかな。
電車で数時間。
またあのSanta Maria del Fioreがみたい・・・

2009年3月18日

Gypsy Caravan: When the Road Bends


You cannot walk straight when the road bends..

やっと観れた。
4つの国の5組のジプシーバンド(9カ国語、総勢36人)が
6週間かけてアメリカ・カナダを演奏してまわったツアー、
"ジプシー・キャラバン"に密着したドキュメンタリー。
もちろん彼らの生活、民族迫害の問題も時折織り交ぜて撮ってあるのだけど、
やっぱりメインはこの音楽。

"God's greatest creation is music.
The music of Raga is your greatest joy, better than land, wisdom or being father of a thousand sons.
Music contains all of life."
maharaja

この言葉が全てを物語ってた気がする。
悲しさとか喜び、全部ひっくるめた上で演奏される彼らの音楽、
すごいエネルギーで、
多分演奏してる本人たちがいちばん楽しんでいるんだろう、っていうのが画面からも伝わってくる。
鳥肌がたちました。
また素敵な映画に出会えました・・




recent pictures

Tate ModernのRoni Hornショーへ行ってきた。
ひとりでもぶらぶらと行ける素晴らしい美術館!
展示自体は好きになれなかったけど・・・
パーソナルすぎるんだと思う。
そして、多分自分もそっち方面へ走りかねないので、だからこそ好きになれなかったのでしょう。
もう少しアナリティカルな目のある作品が観たかったから。
全体的な雰囲気とかは好きだったんだけど。内容がね、、





オランダとEssenで撮った写真の一部。

2009年3月8日

Holland week

一週間ほど、オランダへ行ってました。
ネットもない一週間。。ちょっと不便。
サイトのアナライズ、プレゼン、ディスカッション、
あとはプロポーザルのベースを固めるために作業作業作業。
私は作業の方ばかりでしたが・・

ドイツに近いArnhemという街のindustrial parkがサイトです。
毎日朝9時から夜12時、遅いときは2時くらいまで、
合計1時間ほどの休憩(ランチとディナー)を挟んで作業。
もっと実践向きに頭を動かさなければ、と反省の毎日。
泊まったのはバートの弟カップルの家で、
マットレスも寝心地いいし、うさぎは二羽いるし、
バスルームは私のロンドンの部屋より広いし、
光もたっぷり入るし、静かなので(+疲れで)毎日熟睡で素敵でした・・・
家具デザイナーなので、家にある家具も自分でデザインしたもの多し。
今度のミラノのショーに出展されるそうな。

プロダクティブな5日間、
土曜はドイツのEssenにあるOMAがプランしたindustrial parkを観に行く。
これが素晴らしかった!ここについてはまた次に。
入り口にはSANAAの建物が建ってます。

ロッテルダムにも金曜の午後にちょろっと行った。
歩き倒す。
帰る日の日曜はアムスを歩き倒しました。
もちろんオランダ「スナック」も食べる。
ボスのバートとスナック食い競争をしよう、と話してたのだけど、
実現しなかったので今度ロンドンのオランダパブで行われることに。

ほんとに疲れきってます。。
文に脈略がない・・・ので写真、ディーテールはまた今度。
でもやっぱりオランダは良かった。
そしてやっぱりあそこの空が大好き!

2009年2月28日

Yucatan

今週はオランダ行き前、ということもあって
スタジオでばたばた。
家にかえってからは別の作業をしていたので
なんだか疲れが取れてない・・・
毎日帰ってくるの9時過ぎだったし、、

昨日はその準備も大方終わって早めにスタジオを出たので、
街の方にある本屋さんのお気に入りのジャズカフェで読書+アイディアスケッチ。
友だちのバースデーディナーまでゆっくりしてました。
いつもの安くてうまいメキシカンでお祝い。

そして今日もゆっくりと読書がしたかったので
昨日と同じカフェ。
ここのジャズカフェ、ざわざわとしているのだけどなんだか落ち着く・・
コーヒーもおいしいし。
その後スタジオへ寄って最後のパッキングを終え(何しろフォームカッターとかも持ってくので)、
自分のパッキング、夜は近くのライブハウスへ行ってきた。
Yucatanっていうバンド目当て。
ウェールズ語で歌われます。
でも、、Sigur rosとかの影響が明らかすぎるくらい見えてしまって、
演奏もダイナミックで良かったのだけどなんだかのめり込めないまま不完全燃焼でした。
Sigur rosの生演奏を目の前で観てしまうと、
この手のバンドが霞んでしまう・・・
あまり期待してなかった別のバンドの方がおもしろかった。

この前知ったアイスランドのBang Gangもなかなかよろし。

2009年2月26日

ロードトリップ

アイスランド、、
はて、それにしてもいつ行こうか・・・
周りにあまり興味を持ってる人がいないので、
おそらく一人旅、になりそうな予感。
車も運転できないのでヒッチハイク?
アイスランド出身の子をひとり知ってはいるけど
行きたいな、と思ってる時期は忙しいでしょう・・・

数年前に行ったことのある友人によると、
一日中暗いアイスランドもそれはそれは素晴らしかったそうな。
白夜もいいんだろうなぁ。
歩き回りたいなぁ。
北欧とも、ヨーロッパともまた違う文化・習慣だそうな。

ここ数年くすぶっているアイスランド熱、
いい加減、写真やら映画のなかの世界じゃ収まらなくなってきた。

Flickrのアイスランドサーチ。

2009年2月25日

ペドロ




冬にフラットメイトが買った
Pedro AlmodovarのDVDセット。
ここ数週間で観たこともあるのを含めて
All About My Mother
Talk to Her
Bad Education
を観る。
Volverも良かったけど、このセットには入っておりませんでした。
この人の映画、物語とかコテコテなんだけどどこか繊細ではまります。

2009年2月22日

Screaming Masterpiece


やっと、やっと昨日観ることのできた
Screaming Masterpiece
アイスランドの音楽ドキュメンタリー。
大勢の有名、無名のアーティストをとりあげて、
アイスランドの歴史とも絡み合わせながら、
彼らの音楽がどのように発展されてきて、
今後どうなっていくのか、
割と丁寧に撮ってあります。


英語版の予告編。

日本語ウェブサイトでもtrailerが観れます。
http://www.screamingmasterpiece.jp

2009年2月21日

2weeks in Barbican

先週,今週と近くのBarbicanへ行ってきた。
先週は2月上旬から公演している"shun-kin"の鑑賞。
谷崎潤一郎の小説、「春琴抄」とエッセイ、
「陰翳礼讃」をベースにした演劇。

ミニマルに抑えたセットがとてもクレバーでした


そして今日はJane Birkinのコンサート。
今週がとにかく忙しくて、週末はギャラリーとか回ってやろう、という計画から始まった週末。
朝からPhotographer's Galleryなどのギャラリーを回ったあと、
夜7時半からスタートのコンサートの前には
同じ施設内のギャラリーで始まったばかりのLe Corbusierの展示。
そして7時半からのコンサートは大満足でした。
何より、Janeの人柄がスイートすぎる・・・
それだけで会場の雰囲気が良くって、素敵なコンサートでした。

明日はTate Moden、Design Museum、あともう少し東の方にあるギャラリー通りに行こうかと、、
ついでに泳ぎにも。
来週はさらに忙しいだろうから。

2009年2月19日

あれやこれや

夏のワークショップに参加することにした。
8月の半ばから9月の最初の方まで。
日本の田舎の方、森の中で
木材を切ります、組み立てます、建てます。

5月にアメリカへ行くことになった。
弟の卒業式。
何年かぶりの東海岸。
ボストンにも寄り道しようと思う。

今夜も遅くまで仕事、
で、カフェイン取りすぎたので、
コップに少し入れたウィスキー飲みながら書いてます。
これで湯たんぽもあればぐっすり寝れるでしょう。

そろそろ、またふらりと一人旅にでも行こうかな、と考え中。
バスでパリ、も捨てがたい、、
ベルリン、、これも捨てがたい、、、
アイスランド、これはもっとお金を貯めてから。
南アメリカも行ってみたいなぁ(これはまだまだ先)。
モロッコも(友人の影響。この前行ってきたらしく、彼女とふたりでモロッコ料理を作ってごちそうしてくれた)。

最近のロンドンはちょっと暖かいので(すぐに変わる天気だけれど)、
自転車に乗るのがもっといい感じになってきた。
しかも日本に帰る前にタイヤを細いのに変えたので早い早い。
スタジオまで15分かかってたのが10分弱に短縮。

ウィスキーがまわってきたので寝ます。
週末は部屋の改造だわ、、

2009年2月17日

Lovers of the Arctic Circle

Los Amantes Del Circulo Polar (ANNA + OTTO:アナとオットー)
Director: Julio Medem
1998 スペイン

この映画が出た頃か少したった頃、
雑誌か何かでみかけてずっと気になっていた映画。
たまたま、数ヶ月前にDVDがセールになっていたので買っていたのを
ようやく先週くらいに観ました。

一回目で今までのお気に入り映画トップ10に入ってしまう・・・

アナとオットーからの視点で物語は語られるのだけど、
その視点を交互にいれて撮られているので
時間は行ったり来たり。
彼らが幼少を過ごすスペインでの
偶然の重なりと、肝心なところで重ならなかった偶然を紡ぎながら、
白夜のフィンランド、それも北極圏内、ラップランドで物語は終わります。

もっと早く観ることができればよかった・・・

update

ロンドンへ帰ってきて2週間。
なかなか忙しくしております。

2月3日、
今、世界から注目を集めている若手建築家の石上純也さん。
ロンドンでの講演会の為に今回イギリスへ来ました。

レクチャーの前にバートも含めて4人でランチをする機会があったのだけど、
柔らかそうな人柄と言葉の中にはっきりとした方向性が見えて、ふたりして感銘を受けてしまう。
楽しいランチになりました。
(私は、午前中からちょっと緊張気味だったので、
彼らが来る前にバートにワインをごちそうしてもらった・・・なので大丈夫でした)


講演会は、6つのプロジェクトの説明,といういたってシンプルなものだったけど、
分かりやすくみせ方が上手で、ほぼ満席の観客の視線がすごい!
スタジオのみんなでいい刺激を受けてきました。


そして、今はオランダのドイツとの国境近くにある街のindustrial parkの入り口の設計。
九畳の家がいきなり3000㎡に。
これもひとりで進められる、というラッキーさ(バートと話しあいながら)。
これがなかなか難しいんだけど楽しくて、
小さな家のような制約も少なくて、
のってるときはそのまま12時過ぎまでスタジオに、、ということも増えてきた。

3月の第一週目は、まるまる一週間オランダです。
いわゆる初「出張」というやつです。ふふ。
スタジオメンバー3人+外から2人で行って参ります。
久々の「フリカンデール」が楽しみです。
今からみんなで「仕事のあとはビールといっしょにフリカンデール、うはは」と浮かれ気味。
ああ、不健康・・・

2009年2月3日

日本では

急きょ決めた一週間ほどの日本帰国。
目的はベトナムから帰ってきた従姉妹家族に会うため。
久しぶりの従姉妹だけでなく、旦那さんのDatさん、かわいいかわいいLan-Anhにも会えて満足。
ご飯もおいしかった・・・
フラットでは味わえない湯船もじっくり堪能。
部屋も寒くない・・・









ロンドンは

朝一で作った雪だるま


バートは胴体

スタジオ前の道

クリス到着後は雪合戦。ビルの屋上からも攻撃

道歩く人にも攻撃・・・

家の近くの運河

別の日に撮ったもの。凍ってます。




日本から帰ってきた日、
18年ぶりという大雪をロンドンに降らせました・・・
実家では、この雨のいちばん少ない時期に大雨を3日ほど降らせ、
一泊した東京では小雨、成田へ行く直前には地震。
なんでもあれ、でした。

交通機関も大乱れ。
バスは走らないし、車もほとんどいない道を歩きながらのスタジオは新鮮!
他の人たちもなんだか表情がやわらかくて、
なかなか楽しい日でした。
うちはみんな徒歩圏内だから夜まで仕事してたけど、
周りのオフィスは静かなもの。
あとで聞くところによると、みんなパブで盛り上がっていたそうな。

2009年1月16日

9畳の家

★プロジェクト
最近はリサーチばかりです。
今計算してみたのだけど、私のデザインしている家、1フロア9畳ちょっとでした。
2階建てなので全部で18畳ちょっと。
でも階段があるから実際には16畳ほどじゃないのかな。
ネットでこのくらいのおおきさの家が実際にあるのか,と調べてみると、


まぁ好き好んでこんなちっちゃな家に住む人も居るわけですが・・・
1フロア2.7畳。

でもさすがに9畳の家はなかなかないわけで。
スウェーデンとかポーランド、イギリス郊外には18畳の家はありました。
日本には小さな住宅があふれているけれど、それでも上へ上へとのびていくわけだし。
ガレージとしても小さすぎるこの家。
(そういえば,実家の前に壊れかけた廃墟になっている小さな小屋があった)。
イメージとしてはもう箱庭です。
ここで暮らす人の身体の一部になる様な、
体験できる様な、そんなセンシティブな家にしたいなぁ。
でもこっちの人、身体大きいから大丈夫なんかな・・・
それだけが疑問です。

★ランチ
もやしとか、レタスとか、そんなあっさりした野菜が食べたくて、
お昼ご飯に生春巻きを作って持っていきました。
巻き方がなっていなかったので、食べながらぼろぼろだったけど・・・
そして炭水化物を取らなかったせいか、
腹持ちもしないし手足も冷えましたけど・・・
スタジオにレンジがあればいいのに・・・

日本まであと1週間。
楽しみすぎてにやけてしまう・・・

2009年1月12日

Parachutes

最近知った、これもアイスランドの新しいバンド、Parachutes。
Sigur Rosのヨンシーのパートナーが参加,とあって、
彼もサウンドの方で入ってるらしいです。
聞けば納得。
Sigur Rosよりもアコースティックで優しい雰囲気の音。
絶妙なきらきら感です。

Parachutes

2009年1月10日

mum

ここ半年くらいは、
sigur rosから興味のわいたアイスランドのアーティストたちの音楽ばかりかけてます。
mum(ムーム)もそのひとつ。
ちなみに、mumっていう名前自体に意味はなく、
象が二頭、顔を合わせているように見えるからmum。

Green Green Grass of Tunnel


Moon Pulls

Moon Pulls from christina gransow on Vimeo.

音がとてもすてきすてき。
mum myspace

2009年1月7日

1月。

あけましておめでとうございます。

あっという間に2009年です。

今年はロンドンでの初の年越しでした。
日本からの友だちと、こっちの友だちの10人くらいでの年越し。
友だちの家の屋上から、ロンドン中であがる年越し花火もみれました。

そして飲み過ぎました・・・

月曜からは仕事も始まって、
今までカウンシルとのコンタクトはもうひとりのクリスがやっていてくれたのだけど、
そういうデザイン以外の諸々も全て私の方にバトンタッチ。

小さな家関係は私の方で全て進めていくことになりました。

ほんとにいい経験をさせてもらっています。

今月末には10日くらい実家へ。
シーズンを外しての帰国は何年ぶりくらいだろう・・・
楽しみです。