2010年12月31日

中札内

年越しは北海道・中札内

初かまくらを建て(真剣そのもので建ててしまった・・・)
その中で鍋と熱燗で小さな宴会(夏にここのレストランでお世話になった人がカレー鍋とお酒を持ってきてくれた)をしてからは
毎日作業、散歩、時々飲み、の日々。
雪の中の散歩はなかなかおつなものです。

2010年、最後の日はそばを打ちます。

よい1年!
来年もまた忙しくて楽しい1年を!

2010年12月30日

最近観た映画たち


All About My Mother - Pedro Almodovar


Gypsy Caravan


Go Live - Jonsi


Sideways

どれも何度も観てるけど、やっぱり飽きない!

2010年12月10日

James Turrell at Gagosian gallery

今日図書館に貼ってあったポスターで
私の尊敬するアーティスト、James Turrellの展示がロンドンで行われていることを知り、
明日が最終日で、しかも今日は夜の12時まで開いている、とのことなので
急遽夜は作業を休んでキングスクロスの近くにあるギャラリーへ行ってきた。

夜9時半まで学校で作業した後、
ユニットメイト達を誘って、彼らとそのガールフレンド、その子の所属するDRLのチームの子たち
計6名で寒い中歩いていきました(学生デモでバスが全然走れる状態じゃなかった)。

彼の作品をしっかり観るのは直島以来だから、
多分5、6年ぶりだと思う。
(金沢の空のインスタレーションは除く)。

最初の部屋はローデンクレータープロジェクト。
アリゾナのクレーターを買い取って、すでに30年以上も作業の続いているプロジェクトで、
ドローイング、模型はそれだけで美しいものでした。
2013年に完成予定らしいです。
http://www.kanshin.com/keyword/34078
ちなみに、彼がこの場所を選んだ理由は、ここの空の青さの濃さは他と比べて特別な青さだからとのこと。
素敵すぎます。

次の光のインスタレーションの部屋には
予約制のBindu Shards
彼の展示が始まるというアナウンスがあったあと、その日のうちに売り切れになったそうですが。
被験者は入る前に注意事項を聞かされてスライド式ベッドに横になります。
全ての音を遮断するヘッドフォンとともに15分間完全に外の世界とは遮断。
聞く所によると、雪の中で経験するようなホワイトアウト状態が光と色とともに続くらしいです。
ちょうど出てきた人によるとかなり強烈な経験だそうな。
入ってみたかった・・・

最後の部屋はDhatu.

光にあふれる部屋の中は角がないため焦点をあわせる場所がなく、
ゆっくりと色を変える光の中でだんだんと何かを観ているはずなのに何も観ていない、
なんとも言えない不思議な感覚に陥る数分間です。
言い表せないけれど、あの空間へ入る瞬間、出る瞬間、特に光を身体で感じます。

日本にはこういう場所もあるので興味のある人はぜひ。
http://tamachan.jugem.jp/?eid=621

2010年12月4日

write write write, think think think, draw draw draw, make make make!


金曜にふたつの論文の締め切り、
来週金曜にファイナルジュリー
とりあえず残り2週間はwrite write write, think think think, draw draw draw, make make make!

冬なので灯りだけでもふゆじたく。
寒いだけで眠気も倍増。。

2010年12月3日

初雪



ようやく待ちに待った雪が降って、
今週の一大イベントが終わってしまった・・・

などと言う訳にもいかず、
今年のテーマはLight, Energy, Atmosphere (weather)でアイスランドのプロジェクトに挑んでます。
なので、ここ最近はアイスランド関係の文献に目を通すことが多いのですが、
この情報探しも宝探しでGoogle translateと友達になりながらリサーチ。
ちなみにJSTORは様々なアカデミック雑誌の記事満載で宝の宝庫。

写真はアイスランド北部にあるAsbyrgiという場所。
今年の私のサイト。

ところでこの季節、とにかく寒くて仕方ないのにヒーターが全然用をなさない。
スタジオは暑いくらいだからいいけど、
家の中だと毛布と湯たんぽが手放せない季節です。。
ああ寒い・・・

2010年11月27日

grasshopping

木曜から今日(土曜)の夕方までみっちりGrasshopperのワークショップだった。
アルゴリズムとパラメターを使ったツールで、モデリングソフト、Rhinocerosのプラグイン。
ルールさえあればこれでいろいろな状態をシミュレーションできるし、
ドローイングにも便利。

うちのユニットでこれを使う理由は
Using grasshopper as a tool to define and visualize what you want to show
普通のモデリングやドローイングじゃ見せにくいものも多いので。
そしてプロセスからいけばこれがデザインを決めていく上でのツールにもなっていくのです。

ツールとして使うこと。これが重要なとこ。

駆け足でのワークショップだったので今復習をしてるけど、
慣れていないので大変・・・
エッセイ二つの提出も、ジュリーもあるのでほんと休めないです・・・
まぁ楽しいからいいけど。

ちなみに昨日の夜はJonsiのコンサートだった。

今回はまだリラックスして観てたせいか、美しすぎて何回も泣きそうになった・・・

ちなみに終わったらアイスランドのテレビ局にインタビューされました。

2010年11月9日

rome

明日から一週間ローマです。

ローマでアパート暮らしなんていいじゃないですか。
しかもど真ん中。

朝6時前には駅に行かないといけないので起きれるか(寝れるか)心配・・・

2010年10月31日

じゃが

数週間前はクスクスで、先週がラビオリ、今週はじゃがいもにはまる。

マッシュポテト、あったまる。

あと、ようやくレーズンなどの入っていない
ナッツ・アーモンドのグラノラを見つける。
これをグリークヨーグルトにかけたのとバナナを一本食べるのが最近の朝ご飯。

今日は睡眠を堪能して、近所のカフェで読書もでき、リラックス。
これからアイスランド関連のリサーチ!

2010年10月30日

あと数時間で冬時間

なので本格的に暗い、寒い季節になるのももう少し。

昨日はインプットもアウトプットもとにかく多くて
10時から始まり夜9時に解散となったミーティング/ディスカッション後は
とにかく頭がかっかかっかと熱くてどうしようもなく、
映画とワインでリラックスすることにした。

南アフリカの赤ワインと、何度目かの"Lovers of the Arctic Circle"
日本語では「アナとオットー」
スペイン映画。
スペイン人のユニットメイトにこの映画のこと話したら、
彼女も”初めて見たのがまだ13、14歳の頃だったけど、初めて映画ってすごい、って思えた映画”
って言ってた。
そのくらい、映像も素晴らしく、ストーリーは痛々しいけど伝え方が寓話的で、何度観ても響いてくる映画。

---

さて、このままいけば来年6月卒業。
やっぱり心残りしないくらい楽しみたい。

ので、ここ5年くらいずっと思い続けていたアイスランドをプロジェクトサイトにする予定。
まだあくまで「予定」ですが、
ずっと集めてきた情報、興味、全て詰め込むプロジェクトにしたいのです。
サイトに関しては今tutorと検討中(というかメール送って返事待ち)。

というのも、今年のユニットは話しの合う子が多く、
一人はやっぱり同じように何年も思い描いていたアイスランドをプロジェクトサイトにすることに。
明日から水曜まで行ってくるらしい(ほんっとにうらやましい!!)。

私もDVDとかウェブサイトとか、アイスランド関係の情報提供してたけど、
そうしてるうちにどんどんこっちまで影響されて、居ても立ってもいられなくなった次第。

そして今年のtutor達!
建築ってやっぱり楽しいものなんだ、っていうことをもう一度気付かせてくれる、
とにかく魅力的なスペイン人のtutorたちです。

きつくても楽しいを維持したまま教育課程、終わりたいものです。

2010年10月26日

ヘッドフォンで

BjorkとかChris Watsonを大音量で聞きながら作業するとなかなか集中できる。

今年のユニット、話題の合う子達が多くてうれしい。

アイスランド、Sigur Ros、Bjork、古い美しいドローイング、時間と空間、
などなど、
興味の対象が似てるユニットメイトが多い。

そしてここ数日、夜11時近くにならないと集中できない・・・
11時から3時がインテンスプロダクションの時間。
それでヘッドフォンで音楽。

Home Coming

二年越しにしてようやく取れたMarc Cousinsのレクチャーコース。
毎週月曜日、「家」についてのHistory and Theoryの講義。

彼のレクチャーは感激してしまうくらい興味深く、
脳のいろんなところが刺激されていくのがよくわかる。
なのでこの月曜日の講義が毎週楽しみだったりする。

Markは金曜日の夕方にも毎年違うテーマで講義を行っていて、
今年はTechnologyについて。
もうすぐ学校のオンラインアーカイブにもアップされるだろうから、
先週ミーティングで聞き逃したので聞いておきたいレクチャーです。




2010年10月17日

Cartographies of Time


Princeton University Press

11世紀くらいから(もっと昔かもしれない)現代まで、
人間がどのように「時間」という媒体をデータ化し、
ビジュアライズし表現してきたかについてのアーカイブ。

いちばんのお気に入りは17世紀から19世紀にかけてのドローイングで、
コンテクストも表現方法も素晴らしくリッチで
眺めているだけで満たされてしまいます。

Peter Zumthor: Serpentine Pavilion 2011


ようやく彼が建てることになったらしい。
まだ約1年も先だけど、来年のは期待できそう。

2010年9月30日

Architecture for the End of the World

友人のAram Mooradianのブログ。


ユニット/AAへのクリティシズムが学生目線で書かれていておもしろい。

2010年9月29日

Architecture Biennale - Amid.Cero9 (NOW Interviews)


今年のtutorであるCristinaとEfren
今年のベニスビエナーレでのインタビューから。
インタビュアーはhans Ulrich Obristで、今年は彼とも本関係のプロジェクトができそう。
彼は好きなキュレーターで、彼の本のファンでもあるので楽しみです。

amiina - what are we waiting for?


i think they are so lovely!

Dip5 - 10/11

昨日は一年でいちばんストレスフルな日と言ってもおかしくない一日でした。
月曜に朝9時過ぎから夕方6時過ぎまでかかった各ユニットのプレゼン。
そして昨日がインタビュー。

去年のtutorからのアドバイス、自分の興味、
tutorとディスカッションできるか(人によってはバリアがありすぎて難しい・・・)などを考慮して、
スペイン人tutorの率いるDip5へと落ち着きました。

去年とっても評判がよくって、インタビューは長者の列。
でも、月曜の夜に彼らといろいろ話せて、ユニットアジェンダも自分の中でとてもクリックするものだったため、
あまり待つこともなく今までの作品をプレゼンしたらわりとすぐにOKでした。
よかった・・・
今回人気のユニットだったからちょっと危ない橋だった・・・

過去三年間私のついていたtutorたちがいい意味であくの強い人たちばかりで、
彼らのもとで勉強していた私が、5年生でどうなるか見てみたい、
というコメントはなかなかおもしろく、うれしいものでした。
私もみてみたい。。

人間味あふれるすてきなtutor達です。
アジェンダもしっかりしたもので、フォーカスされてます。
そしてAA最後のインタビュー。
これで毎年、第一希望のユニットへ入ることができました。

ユニットトリップはローマでリサーチ、
tutorのスタジオのあるバルセロナとマドリードでworkshop。

http://www.aaschool.ac.uk/STUDY/UNDERGRADUATE/dip5.php

what are we waiting for? by amiina

what are we waiting for? by amiina

2010年9月26日

2ヶ月ぶりのロンドン



こっちらしく不安定な天気で、
日中は曇っているという、英国っぽいひねくれた感が、
ロンドンへ戻ってきたなー、ということを実感させます・・・
ここ10年以上も寒い地域に住んでいるせいか、
今回は日本の暑さに耐えきれずに途中気持ち悪くなる始末だったし。
そういうことはこの国ではまずないでしょう。

何人かの友人とパブでキャッチアップし、
夏が終わったことも実感。

月曜日からは最後の一年が始まるわけで。
夏の間中、なんだか落ち着かなかったのは、
ビザの更新と、やっぱりついてくるこのラスト一年のプレッシャーで、
とりあえずは淡々とこなせるよう、こつこつとやっていくしかないわけで。

運良くもう一年もらえたビザ。
卒業後のこともこれで決まってきたので、
楽しんで作業、その後は仕事を見つけてPart3を取る方向へ。
うまくいけば2012年には取得。これを狙わねば。
その後やっといろんなことが始まる気がします。

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そういうことなので、今週末は静かに地味に過ごす。
毎回寒くなってくると作る野菜たっぷりのチキンスープを大鍋に作って、
余ったにんじんとれんこんできんぴらを作り
次の数日間の食事のストック。
ほうれん草はゆでて、ネギも切って冷凍保存。
他の食材も保存、保存。
これをやってると、まぁ楽しいのもあるけど気合いが入る。
時間があるときでないとできないことでもあるので、
贅沢な時間の使い方。

何回もユニットの説明読んで、
ポートフォリオの説明考えて。

去年のtutorたちからのサポートもありがたく、
とりあえず肝に銘じていることは楽しむということ。

2ヶ月いた日本

なんだかんだで約二ヶ月ぶりのロンドンは、
人も多いし空気悪いし、ご飯はおいしくないし、
それでもこの雑多な感じがやっぱり好きな街です。

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今回は珍しく二ヶ月も日本にいて、ここまでいると
やっぱり日本の食べ物はどうしてこんなにもおいしいんだろう、と。
いつもは帰ってきてすぐ馴染むし実感ないのに!
日本の食の豊富さ、あれはすごい。ほんとに。

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ひょんなことで手伝うことになった
うちの両親が住む森の中のレストラン。
みんな楽しくいい人たちばかりで、
久々に外の人ともふれあえてすごく楽しかった。
最後にはBBQまで開いてくれて、帰国前日は夜中まで宴会!
手作りケーキもうれしかった。
それにしても、一日中いいにおいのする中で働くってなんて幸せなんだろう。
短いから言えることなのかもしれないけど、
いいにおいがするたびにわくわくでした。
帰るたびに会えるのもまた楽しみなこと。

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北海道の自然の豊富さには頭が上がらない。
知床の風景にしても、富良野にしても、帯広・中札内にしても、
九州とは全く違う風景で、なんとなくヨーロッパっぽくって、
これは冬をまた見ねば、と義務感さえ抱いてしまいました

2010年8月29日

Beyond Entropy

Beyond Entropy: When Energy Becomes Form from Rubens Azevedo on Vimeo.


2年前のtutorだったstefanoのオーガナイズしている
research cluster: Beyond Entropy - When Energy Becomes Form

今ヴェニスビエナーレにて展示・パネルディスカッション公開中。

学校で行われていたこれに関するレクチャーシリーズも興味深いものばかりでした。

行きたいな・・

bookworm

学校が始まると読める本が少なくなる、
っていう強迫観念が働いているのかどうかはわかりませんが、
東京(千葉だけど)に出てきてるにもかかわらず、
ほとんど部屋で本を読んでる日々。

帰ってきて思うのだけど、こっちは何するにもお金がかかってかえって大変・・
それに暑い・・とにかく暑い・・
最初の方にいくつか行った展示、再会した何人かの友達、
そういうのを除いては、チェスをやってみたり、本読んだり、そんな感じ・・

「砂の女」安部公房
「他人の顔」安部公房
「こころ」夏目漱石
「幸福論」アラン
「レキシントンの幽霊」村上春樹
「螢・納屋を焼く・その他の短編」村上春樹
「終末のフール」伊坂幸太郎(最近新しい作家さんに手を出してなくて、多分この人がこの何年かでは初めて。
なんだかとても売れっ子さんだしで、手に取ったときちょっと意味もなく緊張・・)
「動物と人間の世界認識」日高敏隆
「『怖い絵』で人間を読む」中野京子
「二十億光年の孤独」谷川俊太郎
「アフォーダンス入門」佐々木正人

基本的にフィクション好きで、
それもやっぱり場面場面・背景の描き方が空間の構築に結びつけやすいものを最近は楽しんでいる気がする。
「砂の女」なんて鳥肌ものだった。

あとは趣味で、タイトル・内容に惹かれたものならなんでも。
これも後々役に立つかも、なんて思って読んだりする。

やっぱり建築は構造・建築(純粋な意味でのデザインという意味)だけでは成り立てない。
だからおもしろい学問で、よくわからない世界で、、

小学生くらいの子たちに建築を教えるとおもしろくなりそうな気がする。
私も学んでる途中だけど。

2010年8月27日

Aby Warburg: Atlas Mnemosyne


近代ドイツの美術史家、Aby Warburgの未完で終わった
Atlas Mnemosyne

絵(イメージ)そのものを理解するために作られた情報アーカイブ。

2010年8月25日

黒岳 - Daisetsuzan Volcanic Group: Mount Kuro, Hokkaido



先日両親と登ってきた北海道の大雪山、黒岳。
アイヌ語でカムイミンタラ。
神々の遊ぶ庭、という意味らしいのです

2010年8月23日

“これも自分と認めざるをえない”展



先日21_21 Design Sightの“これも自分と認めざるをえない”展
へ行ってきた。

社会の中でのあまりにあやふやな自分という認識。
”他”を通して認識する自己。

インターフェースの使い方もとてもクレバーで楽しめました。

ここに本人の詳しい紹介がのせられてます

*写真は佐藤雅彦氏のブログからお借りしています。




2010年8月20日

安部公房「砂の女」: Kobo Abe "Woman in the Dunes"

舞台は砂の底の家で限られているのにも関わらず、
ここまでの表現力の深さはさすがです。

登場人物ふたりのやりとりの不気味さ、
出たいと葛藤しつつも、どこかで留まりたいと思わせるような書かれ方、
読んでいてなんとも奇妙な気分になります。

以前「箱男」「壁」は読んでいて、3冊目の安部公房。
現在は「他人の顔」を読んでる途中なり。

2010年8月18日

flickr updated


P1070569
Originally uploaded by _pluvia_
photos are uploaded!

2010年8月16日

Blank Museum - 原美術館

ちょうど東京にもいるし
デレク・ジャーマンだし、相対性理論だし、行くしかないでしょう!

http://www.webdice.jp/blankmuseum/

2010年8月8日

this is where i am

森の中に2週間ほどおります。

ここの顔なじみのリスがヒマワリの種を食べにきます。

写真はまた今度のせよう・・眠いし・・・


2010年7月26日

ここのところは毎日コンペです。
今年のtutorだったNoam、彼のパートナーのReneを筆頭に
ホロコースト記念館の設計デザイン。
アメリカ・ニュージャージー州のアトランティック・シティがサイトです。

アウシュビッツに「白い家」と呼ばれるガス室があったのだけど、
いくつか残る記録に目を通すと、何一つ確かなものがないという状態。
記憶、もしくはignorantによって歪められ、
その存在そのものがあやふやになっている、農家を改修して作られた大量殺戮のための工場。

いくつかのドキュメントに私も目を通したけど、信じられないようなことが書かれています。

その記憶によって歪められた建物・コンテクストをそのまま使って
このプロジェクトに挑んでいるのだけど、現在ファイナルステージ。
来週までのアメリカでの展示に向けてドローイングをしております。

ここ何日かはNoamの家に夜2時近くまで残ったり。
Angeloを含めた4人でせかせか作業。
これがまた楽しい。
学ぶことの多い人たちと作業しているからか、ディスカッションもとにかくみんなで考え、興味深いことばかり。
哲学から美術史のこと、歴史、文化、サイエンス、、コンテクストの肉付け作業。
建築はやっぱり一筋縄でいかない。だから楽しい。

昨日はnoamが遅い朝食を作ってくれ、テラスで食べながらミーティング(みたいなもの。その日の予定とかを決める)。
夜はReneがご飯を作ってくれ、もうこの時間(11時ごろ)にはみんな疲れきってるのでワイン飲みながら談笑。
でもプロダクティブ。気持ちいい作業環境。

9月からは最終学年の5年生。
どういうことをしたいのか、プランも徐々にたて始めた。
4年生がほんとに興味深い年だったので、これをもっと深く突き詰めていきたいところ。
うまく行くかな。

そして学校から1学期分の学費免除!
これは大きい!

2010年6月5日


Sufjan Stevens - For the Widows in Paradise, for the Fatherless in Ypsilanti


最近リピートのお気に入り。

ヘッドフォンつけて作業すると集中できる。

あと3日。

体力・気力ともにピーク。

身体にいろいろと影響が出てきてる.
ずーーーーーーーーーっと耳鳴りというか、耳の奥でざわざわするし、
なみだ目だし、そうかと思うと目は乾くし、
頭は重いし、のどはイガイガだし、それで咳すると吐きそうになるまで出るし、
おなかの調子も変だし、指は震えるし、
身体は冷えるし、食欲でないし、
肩は重いし、コーヒーの飲みすぎで寝れなかったし、
集中力もなくなってきてるし

疲れてんなー・・・

2010年5月28日

ひさびさの

何ヶ月ぶりかの日記になります。

まぁやっていることは同じなので(前回と一緒)、
学校と家の往復。
この前ファイナルジュリーも終わり、手ごたえもありました。

4年生の私は残り10日弱、ラストスパートです。
そんな作業の合間を縫って、おととい待ちに待ったコンサートへ行ってきました。
シガーロスのヴォーカル、Jonsiのソロプロジェクト。

舞台はオペラとかバレエ、演劇のセットを手がけているロンドンのスタジオ。

周りも忙しいので一人で行ってきて(同じくシガーロス好きのAはもちろん無理です)、
かなり期待していたのだけど、それ以上の美しさで終始鳥肌がたちっぱなしでした。
Jonsiの声はもちろんのこと、
演奏も、ステージセットも、気が遠くなるくらいに圧倒されてしまいました。

あの光と音、セット、すべてがなんともいえない雰囲気を構築していて、
多分今まで行ったコンサートの中でも忘れられない経験になりそうです。

アニメーションが特にすばらしくて、
どのシーンも
(たとえば全てをなぎ倒してしまうような嵐の空とか、空一面を舞う鳥、先が見えなくなるような雪、蟻の群れなどなど)
小さいころ見た風景、住んでいた風景と重なって、くらくらしてしまいました。

久々のコンサート、かなり五感を刺激されて、いい栄養です。

当分この余韻につかっていようと思います(作業に戻りつつ・・・)


2010年1月27日

久々

の日記ですが
相も変わらず、スタジオと家の往復の毎日で、
今日の隈はいちだんと濃かったです。
とれるのかしら、これ。

冷たいロンドンの冬はスープに限ります

まだ夕飯食べて(夜10時過ぎだった)1時間しかたってないけど、
寝てもいいのかしら。。。
実になるな、、確実に。

なんだか分からん日記。
そりゃそう、朝9時過ぎからコンピューターいじってれば頭がストップするのもしかたなーい。

金曜には久々にV&A (victoria & albert museum)へ行く予定。
一週間のうち、半日くらい休まないともたないもたない。。