2007年12月31日

model figures



Haseformというデンマークの会社が出しているfigure.
模型用のフィギュアはあまり魅力を感じないものが多いけど、
ここのはなかなかいいんでないでしょうか?
さりげなくいるmodulorも素敵。

New Museum

もう一ヶ月くらい前になるけど、
12月1日にSANNAのデザインによるNew Museum (NY)が一般公開になったようです。


2007年12月27日

ごぶさた













学校にこもっていることが多く、今年はあまりブログは書けず・・・
来年はもう少し書きたい所です。
Inter 5 blogも復活させました。
写真は2008年用のカレンダーに使おうかな、と思っているローマ撮影の写真たち。


2007年10月28日

ごぶさた

気がついたらもうすぐ11月!はやい!
相変わらず天気の悪いロンドンだけど、元気でやってます。
プロジェクトは大変だけど楽しいし、すてきな友人たちにも囲まれて、適度に肩の力を抜いてます。
金曜には一日中あったジュリーの後にユニットディナーがありました。
もちろんカミールの家で。
私も肉じゃがもって、ほかの友達も玉子焼き、きんぴら、フランスのパテ、プロシュート、などなど、たくさんの食べ物。
お酒もシャンパン、日本酒、ビール、ワイン、ウォッカ、などなど。
メインはtutorのピーターが18人くらいのために大量のパスタを作ってくれました。
今年のtutor,ふたりともイタリアン。
食後にはもうひとりのtutorステファノを含める何人かでデザートのアイスクリームを買いに。
屋根にも上ってロンドンを見渡すのはなかなかでした。
おいしい食べ物、お酒、楽しい会話に人たち、いいですね。
特に今週は結構インテンスだったので、ここで思いっきり力ぬけました。

2007年10月8日

New Blog

ユニットもようやく決まったので、
去年、文句をいいながらも結構役立ったプロジェクトブログを今年も始めることにしました。

Inter5: Sayaka

去年と全く違うので楽しくなりそうです。

家にネットがないのはなかなか不便なり。。


2007年9月24日

答えてみた。

昨日の夜、うちの学校の教授から電話。
「明日、新入生のためのプレゼンがあるんだけど、
さやかの作品も発表して。
カジュアルだし、5分でいいから。」
いきなりの申し出で、断る理由も見つからなかったので、
今日行ってきました。

懐かしい雰囲気です。
去年は私も、ここにいる人たちみたいに無駄に緊張してました。
私は2、3年生のためのプレゼン。
まずはひとりの教授が全体の説明をしたあと、
私ともうひとりの学生が
自分たちのポートフォリオを見せながら説明です。

教授が冗談で、
あることないことしゃべってプレッシャーをかけてたので、
そこもフォローしつつ。
そんでもって、
「私も最初の数ヶ月はずたぼろでした、、」
と話しつつ。
母に未だに
「あの頃のさやちゃんはノイローゼ気味だったね」
と言われます。

質問にも答えながら,
なんとなくは学校のイメージがつかめたのではないか、と。
つかんでくれてるといいな、、と。。
あんまし答えになってなかったかもしれないけどさ。。

なんとなく、こちらの頭もリフレッシュされました。
ああ、、今年はRIBAのpart1がある(こちらの建築家協会の、免許第一弾,のようなもの)。。
まぁ、楽しんで忙しくしてるのはいいことですね。

2007年9月19日

The Penguin Cafe Orchestra: Perpetuum Mobile


The Penguin Cafe Orchestra: Perpetuum Mobile

このプロジェクトのリーダー、Simon Jeffesも他界してるので、
もう聞けないんだろうな、、と思ったら

Celebrate 10th Anniversary with 2 concerts
11th & 12th December 2007
Union Chapel, Islington, London
Doors 7pm, concert 8pm

information from The Penguin Cafe Orchestra

どうやら、Simon Jeffesの死後10周年を記念してのコンサートのようです。
元のメンバーで行われるそうな。
今度住む予定のエリアだし、行こうかな。

2007年9月18日

Serpentine Gallery







久々にフラット探しから休みを取って、
前々から行きたかったSerpentine Galleryのサマーパビリオンをみに、Inaとその友だち、Maxの3人で行ってきました。
天気もよかったしね。
ロンドンのケンジントンガーデンにSerpentine Galleryというギャラリーがあって、そこで毎年夏、建築家/アーティストがパビリオンを建てるのが恒例のイベントになっています。
今年はTate ModernのWeather Project
で一躍有名になったアーティスト、Olafur Eliassonのもの。
このプロジェクトはみれなかったけど、実際に彼の個展を東京の原美術館で観て以来、注目しているひとりです。

ケンジントンガーデンの中間くらいにこのパビリオンは建てられていて、いきなり写真のような建物が現れます。
外側はスパイラル状になっていて、そこを上へ上がりながら景色と建物を堪能するもよし、グラウンドレベルに配置されているベンチ群に座りながら堪能するもよし、のこのパビリオン。
でも、感想はいまいち。。
彼のコンセプトである「身体と空間」がうまく活かしきれてなかったと思います。
他の作品がとても強い(と私は思う、、)というのもあると思うけど。

そういうことをベンチに腰掛けてコーヒーを飲みながら話してたら、ドイツ/フランスのテレビ局がインタビューに来ました、、、
ちょこちょことinaとしゃべったけど、苦手です。

その後、結局1時間くらい3人で話して、私は一つのフラットを観に、他のふたりは(ちょっと早いけど)バーへと向かって行きました。

フラットは、、ふたつのフラットの間で右往左往。
その後、フラットメイトになるjolaと落ち合ってちょっとだけ飲みながらため息まじりに「どうしようか」という話し。
話すと長くなるので書かないけど。ほんとに重要なのは運とスピード、です。

彼女と別れてから、帰ろうとしたところで今度はお昼に会ったmaxと偶然はち合わせしたので、まだ時間が早かったから別のバーで少し飲んでようやく帰宅。

長い一日。。
明日もおそらく、長い一日。。。

2007年9月17日

Death Cab For Cutie - Soul Meets Body



懐かしい感じがして好き。
ちょっとダサかわいいのも。。

From Prague Cafe

つい昨日まで天気がよかったロンドンも、
また灰色の曇り空、いつものロンドン、に戻りました。
今日は気温15℃くらい。
マフラーして、カーディガン着ていても肌寒い。

最近の毎日は、フラット探しを軸に回っています。
たまにうんざりするけど。。
だって,いいフラット見つかっても次の数時間の間に取られてたり。

まぁいい、、どうにかなります。
多分。
wish me luckです。
こんどこそ、みなさん、遊びにきてね。。

で、6時半からひとつ、見に行きます。
その前に一個みて、不動産屋さんにも行ったので、
jolaと会うまでの時間、いつものprague cafeで時間つぶし。
こっくりと甘くてあったかいモカが身にしみます。。
さむーい、、寒いの好かんよ、、私は。。

明日みるのは、毎日のように開かれる、
とっても安い野菜、くだもの市場のすぐ近く(のはず。地図を見ると)。
ここに決まってくれれば楽なんだけど。

2007年9月14日

カワイイクモ


6月頃に撮ったロンドンの空。
日が沈んだ頃の時間です。
8、9時近かったかな。
ロンドンを見渡せるPrimrose Hillから。

今日は何人かの友だちと久々に学校で会いました。
徐々に活気が戻ってきてる模様。

明日もフラット探しだわ。

i missed it!!

Serpentine Gallery
Park Nights: Matthew Barney in Conversation
Friday 21 September
7 pm

information from the website:
For this event Matthew Barney has chosen three of his films to be screened in the Serpentine Gallery Pavilion 2007. The selection includes his first film Scab Action, 1988, which he made as a student at Yale Art School. The screening will follow a special ‘in conversation’ with Barney about his work.

Scab Action, 1988, 7 mins
Drawing Restraint 13, 2006, 13.5 mins
De Lama Lâmina, 2004, 60 mins

2007年9月13日

歩けど歩けど・・・

Death Cab For Cutieを聞きながら、
そんでもってTescoで安かったドイツワイン(結構甘いやつ)を飲みながら書いてます。

今日は図書館で仕事の説明。
覚えること多し。。
でも、最初のほうは朝のうちにいれてくれるそうなので、
そんなに忙しくもならないみたい。
とりあえず、週6時間。。

その後、ローマにいっしょに行ったひとり、Joseがいたので
「来週、ほかのみんなといっしょにご飯食べよう」と計画して、
フラット探しの旅へ。
今日観たとこはよかった。
バスか自転車で学校へは行けるし。
ある程度のスペースはあるし(これ重要)。
陽当たりもよく、雰囲気もまぁまぁ○

明日も図書館でトレーニングして、
その後、いっしょにフラットを探してるJolaと会います。
早く落ち着きたい、、

本日の収穫

今年のロンドンの夏の風物詩(?)、
Serpenetine Galleryはアーティスト、Olafur Elilassonのもの。
好きなアーティストのひとりなので、
せっかくだから図書館での仕事(の覚え)が終わったあとに借りてきた。
本日、2冊の収穫。

author: Holger Broeker 他
彼の立体、インスタレーションをまとめた本。

editor: Peter Weibel
彼の作品についてだけでなく、
"space and science"というテーマにKoolhaas, Lars Bang Larsen, Bruce Mau, 
他30人以上のtheoristや建築家がエッセイをのせてます。

+++

これからフラットを見に行かなきゃ・・
しんどーい、、眠いです。

2007年9月12日

MVRDV in 表参道


着々と進んでいるらしい、
オランダの建築事務所、MVRDVによる
初に日本進出の作品、GYRE
ニュースを読んだ時からどうなるのかな、、とわくわくしてました。
でも、ここで写真を観てみたらどうもなんだか。。
オランダでみた、あのインパクトのあるWOZOCOと比べると、
やっぱりちょっと残念。
wozoco
でも11月には完成予定らしいので、
冬に日本に帰ったらもちろん見に行くけど。
出版している本などもおもしろい事務所なので、
やっぱり注目、、なのです。

2007年9月10日

仕事に家探しに掃除にご飯に・・

今年はようやく学校で働けそう(やっと慣れたし)。
とりあえず、図書館で働けるのは確実。
今日、学校のライブラリアンの所に話しに行って、
今週から研修(?)もどき。
そう、仕事を覚えねば。
ギャラリーでの仕事も聞いてみる予定。座ってる間に作業できるしね。

その後、昨日見つけたフラットの見学に行ってきた。
damitaの家の近くで、毎週日曜には花市場のある通り。
とてもかわいい感じの道で、学校へもバス一本。
自転車でもOK
部屋は1ベッドルームで、陽当たりもいいし、セキュリティもいいし、
家賃も、ふたりだから予算以内でお釣りが来るくらいなんだけど、
部屋割りがちょっと難しい,,かも。
水曜まで開いてるようだったら、シェアする子ともう一度見に行く予定です。
ふぅ、、、部屋探しは大変だわ。。

夜はがっつりとサラダが食べたくなり、
レタスが4種類入ったサラダをベースに、
トマト、ハルミチーズ、アボカド、マッシュルームをガーリックといっしょに炒めたもの、、
をまぜくって、オリーブオイルとバルサミコ酢をかけて食べました。
5食分くらいできたけど・・
それに、チキンを塩とオリーブオイルで焼いたやつにヨーグルトをかけて。
んまかった。ビールがあれば良かった・・

その後は、この部屋の次の住居人も探さないといけないので、
いつ人がみにきてもいいように掃除。掃除。掃除。
瓶とか取っておいてしまうもんだから、ごちゃごちゃです。

まぁ、よく動いた一日。
そして、何故か腕時計の時間が一時間早くなっていて、
今日の半日は一時間先を生きてました・・
アポイントメント取ってた人たち、ごめんなさい。
一時間も早く会いに行ってました・・・

2007年9月9日

れいじーさんでい

まったりcafe pragueのカウンター

まったりcafe pragueのテーブルたち

チーズのピクルスとパンとカプチーノ

なんだかんだでInaのフラットへ引越す話しはなくなり、

ずーっと次のフラット探しに追われてます。
10はもうみたと思うけど、なかなかいい所は見つからず・・・
そこへ、Damitaの友だちもフラットを探している、
と教えてもらって、今日会ってきました。

いっしょに探そう,と。
スウェーデン人のかわいい女の子で、この前RCAの建築学部を卒業した子。
すごく話しやすい子で仲良くなれそうです。

東のほうにある、素敵なチェコカフェ(夜はバー)、
Cafe Pragueでまったりとお話。


このカフェ、初めてロンドンへ来た時に行って以来お気に入りのカフェの目の前でした。


1時間くらいまったりしたあと、彼女は今働いているオフィスへ行き、
私はdamitaのところへ。

彼と住んでいるフラットへおじゃまして、夜ご飯までごちそうに・・

サーモンを焼いて、それをハルミチーズのはいったサラダといっしょに。
んまかった。


こっちに帰ってきてからずっとばたばたしてたから、
今日はなんだかのんびり日曜日、でした。

2007年9月7日

Photos from Ibiza



CandyFab


砂糖を使った3Dプリンタ、CandyFabの解像度が向上。
くわしくはここを。

2007年9月1日

新しい住処

昨日,一昨日で10近くのフラットをみたけど、
これ、とくるものはなかなか見つかんない・・
いい部屋も交通が不便だったり(もともと引っ越すのも交通費おさえるため)
小さすぎたり(作業どころではない)、
move-in dateがあわなかったり・・・
引っ越しは大変です。相変わらず。
楽しみなことも、もちろん多いのだけど。
でも、エネルギーが必要です。

今は外をいろいろ歩き回っていることが、
少しは気分転換になっている,気がする,,
帰って来る頃はぐったり疲れていて、
時差ぼけも手伝って本当によく眠れるので、
これはこれでいいのかもしれない。

2007年8月28日

相変わらず灰色の・・・

本3冊、雑誌2冊、機内誌1冊、を読んで、
映画1本を観てもまだおつりがたっぷり来るくらいの時間をかけて、
ロンドンへ戻ってきました。

「ロンドンの天候は,晴れ」と機内放送がありながら、
着いたらやっぱり、薄灰色の雲が覆ってます。
気温は20度。
半袖では少し肌寒いくらい。

30キロのスーツケースと、2台のコンピューターをいれたバッグと、
緑の鳥バッグを抱えて、家までたっぷり1時間半はかけてようやく到着。

疲れてはいるけど、
どんな時でも、お腹は減るもんだ。
なので、今、おばあちゃんの持たせてくれたドライみそ汁(おいしい。袋にたっぷりと、飛行場でもたせてくれた)と、
日本を出るたびに成田のローソンで買うおにぎりを食べてます。
食べて、力出してがんばってこー。

2007年8月26日

なにかおかしい・・・


今週の火曜くらいからうちのジョイの様子がおかしい・・・
後ろ足を引きずりながら歩いて、でも痛がらない。
獣医さんに連れて行ったら、先生の前では普通に歩くし、
骨にも異常ないし。

何が言いたいんだろうね。

でも,普段と比べると甘えん坊になっている模様。
今は、パッキングのために出した服の上でくるまってます。
お気に入りのおもちゃは「にゃんまげ」なり。

2007年8月24日

Ruokala Lokki 〜かもめ食堂〜




ずーっと、ずーーーっと観たかった映画、「かもめ食堂」をこの前やっと観ることができました。
全編フィンランドロケのこの映画、予告で観た時の雰囲気とおにぎりにやられてしまったの。。
ストーリーも、特に何かある、というわけではないけれど、
それでも素敵な素敵な映画でした。

食べることは大切よね。
コーヒーのおまじない、
おいしそうなシナモンロール、
からりとあがったからあげ、
そしておにぎり!

音を聞いてるだけで幸せになってしまいます。

フィンランドの街並も、
2年前、初めてヨーロッパへ行った時に歩いた港、アアルトのデザインした本屋さん、、
などなど、懐かしくなりました。いい旅だった。。

この映画の舞台、「かもめ食堂」でメインとして出されるメニューが私の大好きなおにぎり!
小林聡美扮する「サチエ」がなぜ「おにぎりなのか」を説明するシーンも良かった。。
ここで、私も昔のおにぎりの思い出、思い出しました。

8年前、初めて留学するために出発する日。

16歳のころの7月でした。
とある留学オフィスを通しての留学だったので、
学校の始まるまで2ヶ月近くの英語のプログラムへの参加が決まっていました。
出発の日は成田集合。
うちは実家が宮崎なので、私だけみやざきから羽田へ飛んで、そこから成田へバス、という道のり。

少々の心細さ、「他の子たちは成田に親も来てるのかな」という気持ち、楽しみな気持ち、全部抱えて宮崎空港へ。
宮崎を発つとき、母親が「成田行きのバスで食べなさい」 とお弁当を持たせてくれました。
遠足でよく使っていた、「ミスタードーナッツ」のおまけでもらった黄色のお弁当箱。
なんとか重い荷物を抱えて成田行きのバスへ乗ってお弁当箱を開けると、
大好きなおにぎり、たまごやき、揚げぎょうざ、などなど、おいしそうな食べ物がいっぱいつまってました。

成田に着く前に、少しだけ泣きながらお弁当を食べたのをよーく覚えてます。
多分、いちばん記憶に残っているお弁当。おにぎり。

未だに大好きな食べ物のひとつはおにぎりだもんね。

---

とてもいい映画でした。
女優さんたちも!
繰り返してみたい映画.
なつかしいな、、フィンランド。

2007年8月23日

ここ数日の。。

一昨日の、ジョイを獣医さんに連れて行った途中のそら。
白い光が見えました。
お腹が空いた時間帯の夕焼けです。

昨日の家からのそら。

あいこと家の近くの釜揚げうどんを食べに行ったあと、
そこから歩いて行ける青島へ。
一周はできなかったけど。。

そして今日の夕焼け。
今回、いちばんオレンジの濃いそらでした。

2007年8月20日

水に映った





凪の時間、川に映り込んだ空がとてもきれいでした。

2007年8月19日

たゆたってみる。

実家に帰ってきて、みやざきの夏を満喫中。。

昨日は従姉妹たちも来ていてカヌーに乗りました。
これはひとり用のだったけど。
乗り込んで、思いっきしこいで、ひとつむこうの橋の所まで。
葦の原が続いているので、少し漕ぐと空の青と葦の緑、少し遠くの山の深い緑しか見えず、
水面に近い所で風に吹かれながらぼぉーっとしてみたり。
ロンドンじゃできないことです。
あまりに静かで、きれいで、夕方だったので刻一刻と空の色が変わってきていて、
風景を独り占めしてきました。
その後は従姉妹のみほちゃんと川に入ってぷかぷか、と。
けらけら笑いながら「しょっぺー(しょっぱい)」を繰り返すみほちゃんに大笑い。
ちょうど浮かんでいた時間が日の落ちる時間で、
水面とほぼ同じ目線で川と空を見つめる、という、これもまた贅沢な時間。
どれも水に濡れるので写真は撮れないのよね。。

そして今日は毎年恒例のバーベキュー。
うちから少し南へむかったところの浜辺で。
ここでもちっちゃい子と遊びながらボディボードに挑戦。
あまりしたことないけど、うまく波に乗れました。

日本も残す所あと1週間です。

2007年8月10日

森美術館・ル・コルビュジエ展



ロンシャンの教会、内部


現在、六本木ヒルズ内、森美術館にて展示されている「ル・コルビュジエ展」。
初めて、建物で鳥肌のたったロンシャンの教会を建てた彼の作品展、行くしかないでしょ、と思って、
友だちと会う前の時間を利用して行ってきた。

展示自体は、彼の絵画、彫刻などのアート作品を含めたもの。
建物だけでなく、彼が生涯関わり続けたアートと建物との関連性、なども垣間見れて見応えがありました。
それに実物と同じスケールで彼のアトリエ、集合住宅、マルセイユ・ユニテのメゾネットタイプ、
奥さんのために作った、海辺に建てられた小さな小さな家、、なども再現されていました。
本物ではないにしろ、空間を身体で感じるのは重要。
小難しい本よりもなによりもいちばん説得力がある。

初めてヨーロッパへ行ったときに観た建物の一つが、
彼の建てた教会の一つ、Chapelle Notre-Dame du Haut。
あまりに有名な、通称「ロンシャンの教会」。
パリから電車で約4時間、そこからまた電車、車なり利用しないと行けない、
丘の上に建ったうねった有機的な屋根が特徴的な白い礼拝堂。
初めて目の前に現れたとき、一歩その空間へ踏み込んだとき、
その時の衝撃は今でもはっきりとおぼえてます。

そんなこの礼拝堂の模型、ドローイングも含めて、約300点もの資料が展示されている今回の展覧会、
9月24日までのようです。

2007年7月24日

ある意味攻撃的な建物




街の所々に突如現れる古代の遺跡。

ルネサンス・バロックなど教会やVillaはローマのあちこちに、少し歩くだけで観ることができます。

そんな、時々時が止まったかのような錯覚さえ起きるこの場所にも、
ここ数年の間にいくつかの現代建築が建設されています(もしくは建設途中)。

ザハ・ハディドの現代美術館、
レンゾ・ピアノのAuditorium、
そして去年完成したリチャード・マイヤーのアラ・パチス博物館・美術館。
このアラ・パチス博物館が、古代都市ローマで一年たつ今でもかなりの物議を醸しています。
いろんな人と話す機会があって興味深かったので、ちょっとここに。。

アラ・パチスは、もともと初代ローマ皇帝アウグストゥス帝により作られたローマの平和を祝う祭壇。
この2000年以上も前に建てられた祭壇を一部として取り込んだのがリチャード・マイヤーのアラ・パチス博物館。
祭壇を展示の一部としつつ、美術作品を展示してます(現在はValentinoの45周年回顧展)。


この博物館をデザインしたリチャード・マイヤーはアメリカ生まれ。
彼のスタイルはル・コルビュジエから影響を受けた、白を基調とつするインターナショナルスタイル。
彼の他の建物にも見られるように、このアラ・パチスも白とガラスの典型的なものです。


比較的新しい建物もレンガ、大理石、などで建てられるローマで、まだこんな建物は観たことありません。
とくに古い建物に囲まれているエリアなので、異様といえば異様です。

アラ・パチスのためのショーケースのような感じで、中から見るよりも外から見ている人たちのほうが多かった。。

私の目からしても異様だったので、ここ数週間の夕食の時間、何人かに感想を聞いてみた。
A:きれいだから好き
B:ひどかった。周りの環境になにもレスポンスがないし、コンテクストもない。
C:ただのショッピングモールのよう。すべてを無視している。ローマの恥だ。


だいたい上のような答え(とくにBとC)が多かったです。
とくにイタリア・ローマに住んでいる人たち(ローマ人含む)は、
この建物について話しているとだんだんと語調が荒くなり、感情的になっていくのが印象的でした。


涼しい顔をして真っ白な光を周囲へ反射させるこの建物。

まだまだ議論は続きそうです。

Ara Pacis Museum
Richard Meier (wiki)

2007年7月18日

La Dolce Vita

とある街角

古いイタリアンのお店

San Carlo Alle Quatro Fontane

ローマに来てることだし、ローマが舞台の映画を観よう、
ということで昨晩、ここに滞在している人たちとプロジェクターを持ち出して中庭で古いフィルムを観ました。
もちろんワインを飲みつつ。。

La Dolce Vita (甘い生活)
1960年に製作された、イタリア・フランス合作の作品です。
舞台はローマ。
作家を夢見てローマへ出てきたものの、今はパパラッチとして生活しているマルチェロ(マルチェロ・マストロヤンニ)の遍歴。
退廃的で怠惰な生活が美しい映像と音楽とともに綴られています。

白黒の映画ですが、だからこその光の強さとか、暗闇とか、そういうものが美しく撮られてました。音楽もよかった!
役者さんたちも、すべてが退廃的で美しく、約3時間、なんともいえない雰囲気に浸れました。
ローマの町並みも、実際に行った場所と、映画が撮られたときの年代との違いを比べながら観るのも楽しかったです。

今夜はローマが舞台の映画の王道、”ローマの休日”でしょうか?
何度も観てるけど、オードリーはほんとにすてきだし、グレゴリーペックは男前です。。

写真もこちらへアップ。
Flickr

2007年7月12日

Vorrei gelato per favore.

コロセウム

こりずに撮ってる窓シリーズ

ピスタチオ+バニラのジェラート

”ジェラートくださいな”


本日このフレーズ、三回使いました。。

暑くてご飯食べるきしなくて、本日の一食目にレモンジェラート。

暑さがピークになってきた3時ごろ、ピスタチオ+バニラ。

そろそろ疲れて帰ろうか、、と思った7時ごろにピスタチオ+コーヒー。

水を、街のいたるところにある水のみ場で補給しつつの散策。


今日は単独行動で、朝はゆっくり寝て(8時半起床)、お昼ごろまで本などでリサーチ。

ここ、夕食後においしいおいしいエスプレッソが出るのですが、
それを二日連続で飲んだ所、その日の夜は全く眠れず、昨日まで睡眠1、2時間の毎日でした。

昨晩は泣く泣くエスプレッソをあきらめて、ようやく眠れたわけです。


今日の予定は東のほうを観てなかったので、そちらのほうへぷらり。
コロセウムの方角です。
昔からひどい方向音痴で、地図を観れば見るだけ迷うので、
今日は一人だし、なんとなーくの方角だけ決めてぷらぷら。
コロセウム(人が多すぎて外からしか見てない、、また戻るし)もトレビの泉もすばらしいんだけど、
ここ数日情報量の海におぼれてしまってアップアップの状態なので感想のせれません。ふぅ、、


そんな感じで、人気のすくないわき道を選びながら6時間の散歩を終えました。
明日はちょっと一日オフ。
じゃないと大変よ。一ヶ月あるしね。

夕食後は学校の中庭にある噴水の周りで、
ここで知り合ったアーティストや考古学者のひとたちとお茶を飲みながら話しつつまったりしてました。

来週にはフィレンツェ(電車で一時間半!)やミラノ(電車で4時間)にも足をのばそうかと計画中。