2007年8月28日

相変わらず灰色の・・・

本3冊、雑誌2冊、機内誌1冊、を読んで、
映画1本を観てもまだおつりがたっぷり来るくらいの時間をかけて、
ロンドンへ戻ってきました。

「ロンドンの天候は,晴れ」と機内放送がありながら、
着いたらやっぱり、薄灰色の雲が覆ってます。
気温は20度。
半袖では少し肌寒いくらい。

30キロのスーツケースと、2台のコンピューターをいれたバッグと、
緑の鳥バッグを抱えて、家までたっぷり1時間半はかけてようやく到着。

疲れてはいるけど、
どんな時でも、お腹は減るもんだ。
なので、今、おばあちゃんの持たせてくれたドライみそ汁(おいしい。袋にたっぷりと、飛行場でもたせてくれた)と、
日本を出るたびに成田のローソンで買うおにぎりを食べてます。
食べて、力出してがんばってこー。

2007年8月26日

なにかおかしい・・・


今週の火曜くらいからうちのジョイの様子がおかしい・・・
後ろ足を引きずりながら歩いて、でも痛がらない。
獣医さんに連れて行ったら、先生の前では普通に歩くし、
骨にも異常ないし。

何が言いたいんだろうね。

でも,普段と比べると甘えん坊になっている模様。
今は、パッキングのために出した服の上でくるまってます。
お気に入りのおもちゃは「にゃんまげ」なり。

2007年8月24日

Ruokala Lokki 〜かもめ食堂〜




ずーっと、ずーーーっと観たかった映画、「かもめ食堂」をこの前やっと観ることができました。
全編フィンランドロケのこの映画、予告で観た時の雰囲気とおにぎりにやられてしまったの。。
ストーリーも、特に何かある、というわけではないけれど、
それでも素敵な素敵な映画でした。

食べることは大切よね。
コーヒーのおまじない、
おいしそうなシナモンロール、
からりとあがったからあげ、
そしておにぎり!

音を聞いてるだけで幸せになってしまいます。

フィンランドの街並も、
2年前、初めてヨーロッパへ行った時に歩いた港、アアルトのデザインした本屋さん、、
などなど、懐かしくなりました。いい旅だった。。

この映画の舞台、「かもめ食堂」でメインとして出されるメニューが私の大好きなおにぎり!
小林聡美扮する「サチエ」がなぜ「おにぎりなのか」を説明するシーンも良かった。。
ここで、私も昔のおにぎりの思い出、思い出しました。

8年前、初めて留学するために出発する日。

16歳のころの7月でした。
とある留学オフィスを通しての留学だったので、
学校の始まるまで2ヶ月近くの英語のプログラムへの参加が決まっていました。
出発の日は成田集合。
うちは実家が宮崎なので、私だけみやざきから羽田へ飛んで、そこから成田へバス、という道のり。

少々の心細さ、「他の子たちは成田に親も来てるのかな」という気持ち、楽しみな気持ち、全部抱えて宮崎空港へ。
宮崎を発つとき、母親が「成田行きのバスで食べなさい」 とお弁当を持たせてくれました。
遠足でよく使っていた、「ミスタードーナッツ」のおまけでもらった黄色のお弁当箱。
なんとか重い荷物を抱えて成田行きのバスへ乗ってお弁当箱を開けると、
大好きなおにぎり、たまごやき、揚げぎょうざ、などなど、おいしそうな食べ物がいっぱいつまってました。

成田に着く前に、少しだけ泣きながらお弁当を食べたのをよーく覚えてます。
多分、いちばん記憶に残っているお弁当。おにぎり。

未だに大好きな食べ物のひとつはおにぎりだもんね。

---

とてもいい映画でした。
女優さんたちも!
繰り返してみたい映画.
なつかしいな、、フィンランド。

2007年8月23日

ここ数日の。。

一昨日の、ジョイを獣医さんに連れて行った途中のそら。
白い光が見えました。
お腹が空いた時間帯の夕焼けです。

昨日の家からのそら。

あいこと家の近くの釜揚げうどんを食べに行ったあと、
そこから歩いて行ける青島へ。
一周はできなかったけど。。

そして今日の夕焼け。
今回、いちばんオレンジの濃いそらでした。

2007年8月20日

水に映った





凪の時間、川に映り込んだ空がとてもきれいでした。

2007年8月19日

たゆたってみる。

実家に帰ってきて、みやざきの夏を満喫中。。

昨日は従姉妹たちも来ていてカヌーに乗りました。
これはひとり用のだったけど。
乗り込んで、思いっきしこいで、ひとつむこうの橋の所まで。
葦の原が続いているので、少し漕ぐと空の青と葦の緑、少し遠くの山の深い緑しか見えず、
水面に近い所で風に吹かれながらぼぉーっとしてみたり。
ロンドンじゃできないことです。
あまりに静かで、きれいで、夕方だったので刻一刻と空の色が変わってきていて、
風景を独り占めしてきました。
その後は従姉妹のみほちゃんと川に入ってぷかぷか、と。
けらけら笑いながら「しょっぺー(しょっぱい)」を繰り返すみほちゃんに大笑い。
ちょうど浮かんでいた時間が日の落ちる時間で、
水面とほぼ同じ目線で川と空を見つめる、という、これもまた贅沢な時間。
どれも水に濡れるので写真は撮れないのよね。。

そして今日は毎年恒例のバーベキュー。
うちから少し南へむかったところの浜辺で。
ここでもちっちゃい子と遊びながらボディボードに挑戦。
あまりしたことないけど、うまく波に乗れました。

日本も残す所あと1週間です。

2007年8月10日

森美術館・ル・コルビュジエ展



ロンシャンの教会、内部


現在、六本木ヒルズ内、森美術館にて展示されている「ル・コルビュジエ展」。
初めて、建物で鳥肌のたったロンシャンの教会を建てた彼の作品展、行くしかないでしょ、と思って、
友だちと会う前の時間を利用して行ってきた。

展示自体は、彼の絵画、彫刻などのアート作品を含めたもの。
建物だけでなく、彼が生涯関わり続けたアートと建物との関連性、なども垣間見れて見応えがありました。
それに実物と同じスケールで彼のアトリエ、集合住宅、マルセイユ・ユニテのメゾネットタイプ、
奥さんのために作った、海辺に建てられた小さな小さな家、、なども再現されていました。
本物ではないにしろ、空間を身体で感じるのは重要。
小難しい本よりもなによりもいちばん説得力がある。

初めてヨーロッパへ行ったときに観た建物の一つが、
彼の建てた教会の一つ、Chapelle Notre-Dame du Haut。
あまりに有名な、通称「ロンシャンの教会」。
パリから電車で約4時間、そこからまた電車、車なり利用しないと行けない、
丘の上に建ったうねった有機的な屋根が特徴的な白い礼拝堂。
初めて目の前に現れたとき、一歩その空間へ踏み込んだとき、
その時の衝撃は今でもはっきりとおぼえてます。

そんなこの礼拝堂の模型、ドローイングも含めて、約300点もの資料が展示されている今回の展覧会、
9月24日までのようです。