2008年12月4日

12月


もう12月。
相変わらず早いです。。
仕事は忙しい。楽しいけど。
ここんとこ、家に帰ってくるのは夜9時ごろ。
約12時間、働いております・・
楽しいのが救いです。

この前はおばーちゃん直伝、豚の角煮を作った。
フラットメイトにも好評でした。

ワインを飲みながら書いてるので脈絡ないです。
眠い眠い。
明日はクライエントのご近所さんとミーティング。
バート(ボス)から
「僕、思い通りにいかないとカッとなっちゃうから、
さやかがプレゼンしてよ」
って、帰る五分前に思いっきり笑顔で言われる・・
しかも疲れすぎて頭回ってない時に。
必死でドローイングプリントして渡したところで。

はて、どうなるでしょうか。

写真は作った角煮です。

2008年11月25日

最近のこと。

気がついたらもうすぐ12月。
相変わらず早い早い。

★仕事のこと
働きだして約一ヶ月半。
これ、スタジオの写真。"chaos"というかんじ。
実際の社会で働くのは初めての私になんでもさせてくれるバートはすごい・・・
スタジオの中で進むもの、デザイン、ドローイング、模型作り、から
外へ向かうもの、例えばミーティングのオーガナイズ、ドキュメント作り、カウンシルへの手続き、
ほんとにプロセスに必要なものほぼ全部に参加させてもらってる(ほとんどひとりでやってます)。
手探りで進むプロジェクトはほんとの意味でいい経験・体験。
先週から前のユニットで同じだったウンベルトも働きだしたので、
さらにオフィスが楽しくなってきました。
ラッキーです。

★生活のこと
気持ちの余裕が出てくると、毎日やっぱり気が楽です。
忙しいけど、嫌なストレスはないし。
美術館やギャラリーへ行ったり、
友だちのフラットでご飯作って食べたり、
コンサートへ行ったり。

この前行ったアイスランド出身のSigur Rosのコンサートはすごかった!
感動して泣きそうでした・・・
雰囲気も音楽も、最高の時間でした。

・・・お金貯めてアイスランドへ行きます。

ここに11月に撮った写真をのせました。
冬の過ごし方は温かい時間にかぎります。
11.2008 part 1
11.2008 part 2
for damita

2008年11月5日

で、

なんだかここんとこの日記、アメリカ選挙についてばっかり。

でもやっぱし無視できないのでしょうがない。

朝、いちばん最初に読んだニュースはとてもうれしいものでした。

Guardianにはアメリカ中がすごい笑顔で今回の結果を喜んでる様子の動画がアップデート。ケニアでも狂喜乱舞、という感じでした。
ここ、いろんな動画がアップされてます。
http://www.guardian.co.uk/world/uselections2008

なんだかもうお祭り騒ぎになっちゃってるけど、
このエネルギーはアメリカだけでなく世界にとってもとてもいいものな気がする。
彼のシカゴでの演説も観てみた。
この演説ではたしかに具体策とかには触れてはいないけれど、
いい顔してるなぁ、と単純にうれしくなります。
そして、スピーチ自体も難しい言い回しはなく、割とシンプル。
でも人の心に訴えかけるかっこいいスピーチでした。
日本語訳も早速のってました。
http://news.goo.ne.jp/article/gooeditor/world/gooeditor-20081105-05.html?C=S

アメリカ版mixiのfacebookのほうでも、
選挙の盛り上がりがすごかった。。
アメリカ人の友だちもみんな選挙へ行った模様。
シカゴの友だちは大統領就任演説へも行ったらしいです。うらやましい・・・

高校の時に取らないといけなかったアメリカ史のクラス。
ひーひー言いながら、苦労の多かったクラスだったけど、今回改めて思い出しました。
あれだけの悲惨な歴史のあった国で、やっぱり有色人種の大統領就任は大きいもの。
歴史に残る日を(メディアを通してだけど)リアルタイムで体験できてよかったな。

これからがほんとに大変なときだけど、
今までより悪い方にはいかないと信じたいです。

日本の方ではどうなんだろう。
結構大きなニュースになってるのかな。

友人の

彼はアメリカ人。

夕方6時頃、友だちからの電話。
「9時からうちで選挙パーティーだから!」
とのこと。

9時半頃彼女の家に着くと、
ホットドッグにコーンチャウダー、アメリカンスナック、バドワイザー、、アメリカンなものにあふれたリビングルーム。
15人くらいがテレビの前にかじりついてました。

CNNのニュースには、数年前住んでたシカゴも映ってる。
昔の学校近くの公園に大勢の人が集まってました。
オバマサポートで。
懐かしい・・・

来てた人たちの中でアメリカ人は4人くらい。
他は国籍もばらばらだけど、とにかくみんな熱中。
話しては集中、話しては集中、、
改めて、世界においてのアメリカの存在が際立ちました。
国のリーダーを決める日、こんなに世界中から注目される国もありません。
オバマさんの話していることは確かに不安定な「夢」なのかもしれないけど、
そういうプラスな要素が今はほんとに必要な時だと思うし、
それがアメリカという国を動かしてほしいと思う。

オバマ優勢の中、私ともうひとりの子は帰ることにしたけど、
(何しろ結果が分かるのはこっちの夜中4時ごろ・・・)
明日起きて読むニュース、うれしいものであってほしいです。

2008年10月11日

Kumi Yamashita

a work by a Japanese artist, Kumi Yamashita
Kumi Yamashita

2008年10月10日

Puddle by Takemichi Tsutsumi

"A vases that imitates the flower which blooms in a nuddle.
With the suruface tension which the water has,
the water stops at the surround of the vase." Takemichi Tsutsumi

The vase I saw in TENT London, part of London Design Festival.
clever!

Designer: Takemichi Tsutsumi
Link Design

Stair by TAF

Staircase designed by a Swedish design team, TAF
TAF website

2008年10月9日

読んだもの。観たもの。

ということで、今回いろいろと本も読めたし、映画も観れた。
一部だけのせます。

本。
★フェルマーの最終定理
以前読んだ"博士の愛した数式”のお話の中でもちょこっと出てきて、参考文献にも出されていたので気になってた。

まず、このサイモン・シンがすごい!
数論をあそこまで初心者に分かりやすく、なおかつぐんぐん引き込んでしまう彼の文才、他の本も読んでみたくなった。

内容は、3世紀以上前に数学者、フェルマーの残したメモと定理を巡るドキュメンタリー。300年後の1994年にに数学者、アンドリュー・ワイルズがようやく不可能と言われた定理を証明するのだけど、そこまで至る経理が本当にドラマ。

読んでいて、ここまで数学に取り憑かれてしまうとは思わなかった。純粋にきれいだと思ってしまう。
もっともっと早く、こういう本、数学の魅力に出会っていたら私の将来は変わっていたかも、、とまで考えてしまう。
小学校くらいで、もっと素敵な数の概念を教えてあげればいいのに。問題解くだけが数学じゃないんだから。

★Delirious New York
★デザインのデザイン
★麦ふみクーツェ
★ドゥルーズ 
★トリツカレ男

映画
潜水服は蝶の夢を見る (The Diving Bell and the Butterfly)
こういう映画、実際にあったことを基にしているだけに、
たいていなんだか暗くなりがちだけど、
主人公、ジャンドゥーのユーモアと、
その彼の視点から撮られた撮影法/ストーリーで
とっても風通しのいい映画。

それでも、どうしようもない悲しみ、やるせなさ、
周りの人の心境、
苦しくなってしまう場面も。

美しい映像も、音楽も、ほんとに
such a beautiful film
でした。


ペルセポリス (Persepolis)
笑いとシリアスな部分のバランスがとてもよかった。
イランに触れることも、そしてひとりの女性の成長物語としても、いろいろな見方のできる興味深いアニメ。

おばあちゃんのキャラクターはほんとに素敵です。
凛々しくて、かわいらしくて、かっこいい。

アニメーションはきれい、とっても。
ほとんど白黒なのに鮮やか!

できればフランス語で観たかった。。。
英語の吹き替えは、所々好きでない声だったので。。


★トリコロール/青の愛 (Trois Couleurs: Bleu)
タイトル通り、全体的に青い映像。

ジュリエット・ビノシュはなんだか見ていてどうしようもなく悲しい印象を受ける脆さを仕草と雰囲気だけで表してました。

★トリコロール/赤の愛 (Trois Couleurs: Rouge)
この3部作の中ではこれがいちばんおすすめ、
と言われて、白より先に観てしまった。。

こちらのテーマは「博愛」

全体に使われる赤は、情熱の色のはずなのに
伝わってくるのは静かさとか、少しのもの悲しさ。

少しずつ少しずつ、ちょうどいい距離に近づいてく
老人とValentineの会話、ラストシーン、とてもよかった。

そしてやっぱりイメージが美しすぎます。
穏やかで静かなシーンにもピンと張りつめた空気感、緊張感が漂っていました。

★奇跡の海 (Breaking the Waves)
★ナポレオンダイナマイト
★ローズマリーの赤ちゃん (Rosemary's Baby)
★ダークナイト (Dark Knight)
あとは何度も繰り返し観た
★Life Aquatics with Steve Zissou
★Darjeeling Limited

まだなにかあったかな。。
今週末はTate BritainやらTate Modernにも行きたい・・・




2008年10月8日

now I'm hired

今とにかく騒がれているように、最近の経済状況は最悪です。
イヤーアウトの仕事探しにもそれは顕著に現れていて、
プロジェクトが中止になったり、進まなくなったり,,といろいろなオフィスの状況もよくない。
なので、仕事もなかなかない、、という感じでした。

でも、とりあえず私も仕事先、決まりました。
元AAの学生で、小さなオフィスなのだけどとても楽しそう。
家具のスケールから結構大きなプロジェクトまで。
ほとんどのプロジェクトはオランダで、あといくつかロンドンらしい。
今日インタビューがあって、来週の月曜から始まります。
もちろんお給料もちゃんと出ます。
おもしろいもの、作りたいですね。

この前インタビューのあったRoss Lovegroveは、
プロジェクトも気に入ってくれてたし、結構ポジティブだったのだけど、
契約の段階でクライエント側の問題で話が進んでいないらしく、事務所もスタックしてるらしい。
ずっと連絡をくれていて状況を教えてくれてるのだけど、
いつ決着がつくか分からない、ということもあって今回はあきらめました。
でも、「なにか参加できそうなプロジェクトがあったら教えてほしい」ってプッシュはしといたけど。

ここ一ヶ月くらい、人生で初めて学生でもなんでもないのに時間がある,,という生活でした。
最初の2,3週間は何通CV出したか覚えられないくらいだし、
事務所に電話して、待って、、の繰り返しで、プレッシャーだけが積もってました。
その後の2週間くらいはなんだかかえって吹っ切れてしまい、
本読んで、プロジェクトの手直しして、考える時間もたくさんあって、、と気持的にも余裕が。
いい機会でした。

いい映画も何本か観れました。

それなりに充実した時間を過ごせたのではないかな、とは思います。

気分入れ替えてがんばりましょー。

2008年9月13日

とてもとてもおひさしぶり

あっというまに9月。
3年生はとっくに終わって、日本に帰って、小さな展示をして、ロンドンにも帰って来て、
今はイヤーアウトの就職探し。
どうやら今年は大変らしい・・・
イギリスでの建築学生の人数が過去最高だとか
実はオリンピック関係で建築業界の景気の良かったのは去年までだとか。。
みんな結構苦労してる。。

手探り状態で始めた職探しなので、なんだかんだでちょっと楽しんでるとこもあるんだけど。
なにしろ初めてのことばかり。
まずは建築事務所の数にびっくり(そしてpart1を探してる事務所の少なさにもびっくり)。
でも、周りの教えてくれる情報や、手助けやらで、少しづつ少しづつ前に進んでる、、気がする。。
ほんとに感謝です。そしてタイミング、根気、、これ重要。
今の所、話がスムーズに進みつつあるのはあのZのつく事務所やら、Rのつくプロダクトデザイン/インテリア/建築事務所。
まだ分からないけどね。
でも事務所を探してて思った。
あ、と思っておもしろいと感じてみてみる事務所、なにかとAAにゆかりのある所。
AA出身者、とかAAでおしえてた、とか。
とりあえず、写真を数枚。
この鏡は学校の近くの道で拾った(無料なり)。
サイズ的にもよろしい。
左に見えるのは今回の私の部屋。小さいけど居心地もよろしい。

バスルームに生えていたきのこ・・・
ショック以前に爆笑でした。掃除はしてるけど、換気が悪いのです。
次の日には黒いものを吐き出してました。
おいしいはずがない。

なんだかリビングが淋しかったので、
となりの木材やら売ってる所からやすーいレンガを買って来て、
余った木材を乗せて即興本棚。
本のシェアができるように。

2008年7月24日

Sigur ros - Heima

さっきの日記でも書いたSigur rosのドキュメンタリーフィルム。
trailerもとてもいいです。
このフィルムのviewingのコンサートは逃してしまったのよね・・・


おひさびさ

一ヶ月近くも放っておりました・・・
7月4日に展示も無事に終わり、
一気にストレスから開放されたみんなで飲んだり、
今まで忙しくていけなかった美術館を幾つか回ったり。
仕事探しにフラット探しに、展示の準備に、、となんだかんだ言って休む暇なし。
毎日図書館やらギャラリーの仕事もはいってたしね。
土曜も相変わらずリセプションだったし。

そんなこんなで明日引っ越し。
他ふたりの友だちと同居なり。ふふふ、たのしみ。
今度はちゃんと自分の部屋もあるのです。

昨日はとある事務所の面接へ行ってきた。ガーキンで有名な事務所ですね。
とにかくでかい事務所なのですが、作業場の雰囲気はなんだかよかった。
全て(ワークショップ、レーザーカッター、etc etc)が揃ってるのもすてき(当たり前か)。
テムズ河沿いで、大きな窓の外はすぐに川、という環境。
しかも、今新しいプロジェクトがいくつも入ってきていて、
コンセプトディベロップメントの段階から参加できるらしい。これはとても楽しそう。
勉強にもなるに違いない、、
のですが、いまいち手応えがよく分からない・・・
うーん、どうなるのだろう。
ここでまず働いて、その後は小さな事務所で、、という流れがいちばんいいのだけど。

---

最近毎日聞いているsigur rosの新しいアルバム、Með Suð Í Eyrum Við Spilum Endalaust
が大変!良すぎて大変!
この人たちの音楽、鳥肌たってしまいます。
myspaceのほうで(sigur rosにリンクしてある)視聴できます。
個人的にGobbledigookがおすすめ。

2008年6月26日

報告

今年も無事、進級できました。
残す所RIBA Part1のみ。
それから展示の準備+日本での展示の準備+仕事探し+引っ越し。

引っ越しは昨日、わくわくするような話。
家探しを同じ時期にしてる子が結構いるから、何人かで大きなwarehouse借りて、
スタジオシェアとかしたいね、って。
warehouse、かーなりやすく借りれる。
そりゃ、修理は必要だけど。。まぁ、学校のワークショップ使えばいい。

2008年6月2日

Peter Doig




Peter Doig
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2ヶ月ほど前にTate Britainでソロショーがありました。
夢の中の風景のようなペインティング、久々に大満足な展示でした。

2008年5月25日

うれしいうれしい

私はこっちにいて出れなかったのだけど、
16の時からの留学仲間のひとりが結婚しました。
まりんの日記での写真を観てちょっと興奮。
とてもおもしろく、そして優しいじょんとお嫁さんの幸せそうな顔を見れました。

今でも帰るたびに会ってる彼らと過ごした16の夏は、ほんの1、2ヶ月。
でも今まで過ごした夏でいちばん充実して楽しかった時間です。
目標があって、みんなそれにむけてがんばっていて、
そしてとても明るくて楽しくて,,っていう素敵なメンバーでした。
大好きな大好きな人たちです。
あの時のこと思い出すだけで、写真を観るだけで、
気持がしゃきっとして前向きになれる、そんなひとたち。

そのじょんは、アメリカで建築の勉強をして日本で働いていたけど、
飛行機の操縦士の夢を叶えるために6月からみやざきの航空学校へ。
なのでみやざきで(少し遅れた)お祝いします。

ほんとにめでたい。
ほんとにうれしい。
おめでとー!!bravo!!

2008年5月24日

ひとつめ

RIBA免許へのひとつめの関門、構造のプレゼン。
なんとかユニットのみんなでパスして、
ようやく人間らしい感情が戻ってきました。
緊張感やらパニック感やらを先週のはじめで使い果たしてしまい、
その後はひたすら「無」
感情のねじが「ぽーん」と吹っ飛んでました。
そして昨日までコンピューターに向かうマシーンと化していました・・・
「パスだよ」と聞いたとたん、元に戻ったよ・・・
まぁ、無もそんなに悪かない。。


あとはもっとプロジェクトの方を仕上げて、
ドローイングとかで楽しむのです。
新たな試み、やってみたいのです。
ふふふ。

2008年5月16日

i'm still alive.. barely

学校の中が大変なことになってます。
毎日図書館で作業してるのだけど、もうみんなのストレスがびしびしと伝わってきて・・・
もちろん自分も「うきゃー」と大変な状況なので、
みんなのパニック状態が混ざってもうわけが分からない雰囲気。
ある線を越えると、意味もなく笑えてきます・・
妙にハイ、みたいな。
でもほんとに、学校内の環境がいいことが救い。
環境と言うか、人たち。
とてもcomfortableです。

---

一昨日、ようやくこの前のプレビューの結果が来て、
「今の調子で大丈夫」でした。
とりあえず一安心。
月曜が構造の方のファイナル。
こちらも、今のまますすめていけば大丈夫、と言われたけど、、、

今年は、去年以上に危ない橋を渡っている気分です。
自分のプロジェクトをディベロップさせる力も重要だけど、
ユニットシステムなので、tutorの方針、教え方、もかなり大切。
まぁ、彼らも一年目なので仕方ない。
ただ、私たち以上にパニックになっていると、
すでにパンパンにふくれているストレスに加算されて大変なのです・・・

とりあえず、月曜。。
月曜が終われば、一日だけ、ゆっくりとした時間をむさぼろう。

2008年5月3日

気がついたらもう5月、らしい・・
なんとか元気です。

先週、最終作品発表の練習(?)があり(この発表で、今の調子で大丈夫、もちっとがんばれ、だめだめです。大丈夫なの?、の評価が出される)、
来週は構造の発表練習があり(最終的に何が必要か言われる)、
その次の次の週には構造部分の提出があり、
あとは最終発表+英国建築協会免許獲得へのプレゼンまでまっしぐら、です。

プロジェクトとはもうlove and hateの関係。
もう少し冷静な目を養わないとねー。

まぁ、忙しいけど息抜きは必要だ、ということで、
週末には友だちとブランチへ行ったり、
寝る前には全くプロジェクトに関係のない読書をしたり。
学校に行けば誰か彼かいるので、
作業合間に学校のバーでコーヒー飲んだり。
ただ、週末に寝ても寝ても疲れがとれないので、
そこがちょっとつらいところです。
毎日7時間は寝たい・・・
現実は−2〜4時間、という状況なので。

ーーー

この前、あまりにも外が暖かく、
夕食はなんだか夏っぽいものを作ろうと思って
タイ風のバジルと鳥挽き肉の炒め物作ってご飯といっしょに食べました。
ちょっとピリっと辛くて、気持ち的にはもう夏!とちょっと幸せ。

先週は従姉妹の赤ちゃんが生まれ、
友人の結婚も間近で、
おめでたいできごともちらほら。
そういうニュースのおすそ分けは、疲れていようがなんだろうが、
思わず微笑んでしまって元気が出てきます。
いい季節です。
そして、やたら緑の多くなってきた街並も、夜9時ごろまで明るいのも。
冬が長い分、こういうことがとにかくうれしい。

ーーー

今夜もウーロン茶をお供にコンピューターと格闘、です。

2008年3月30日

パリ便り

オランジェリー美術館のモネの部屋
モンマルトルから見下ろすパリ!
セルジュとジェーン

先日、パリから帰りました。
3日間、ひたすらパリの街中を歩き回り、
自転車を乗り回し、
美術館7つ、ギャラリーを数カ所、見て回ってきました。
写真はこちら
http://www.flickr.com/photos/saa_615

1日目
朝6時過ぎにパリに到着。
その足でルーヴル美術館へ。
まだ開いていなかったので、近くのカフェでコーヒーとクロワッサンで朝ご飯。
あまりにも大きな美術館をひたすら歩いて、
宗教画の回廊ではひたすら妄想・・・
自分で話を作って絵に当てはめて微妙な楽しみ方をしてました。
その後はモネの部屋で有名なオランジェリー、
現代アートのポンピドゥーセンター。
夕方にCamilleもパリに到着したので、
彼女とその友だち(前にもロンドンであった)レオポルドの3人で
今回の旅行でお世話になるCamilleの友だち、マルタンのフラットへ。
モンマルトルにある素敵なフラットで、近所はアメリさんのカフェでした。
荷物を置いてすぐ、これまた近所のアメリに出てくる教会へのぼり、
3人でバゲットをかじりながらパリの夕焼けを見物。
ごはんを作って、くたびれておやすみ。

2日目

昨日の疲れはとれてなかったけど、
朝はオルセー美術館へ。
お昼はCamilleとその友だちと落ち合ってお昼ご飯。
その後は、同じユニットのAramもパリに来ていたので、
Camille、Aramの3人でマレ地区へ行き、
ギャラリーを観ながら歩き回ってコーヒー。
ここでおいしいマカロンを食べました。
それから感動したパリの自転車システム!
街のいたるところに作られている専用自転車スタンドの自転車、
30分以内なら無料でのり放題!
30分以上でも、1時間1ユーロくらいなので、
今回の旅は自転車でパリをまわってました。
夜はCamilleの友だちのバンド、Revolverのライブ。
彼女がしょっちゅうスタジオでかけていたので私も気に入ってしまったのです。
歌もとっても好きだし、バンドの子たちはとてもかっこ良かったし、
楽しい夜でした。
http://profile.myspace.com/index.cfm?fuseaction=user.viewprofile&friendID=89801485
Get around townが大好き。

3日目
この日は、せっかく来たのだから、、とエッフェル塔を近くで観てきました。
もちろん自転車で。
ディーテールがすごーい!きれい・・・
その後は、昨日もう少し観たかったマレ地区・バスチーユ地区へ。
入り組んだ街並がおもしろいのと、ギャラリーも多くて、
ここでこの日の大半をすごしてました。
マレ地区にあるピカソ美術館へも行けたし。
ここ、建物もすごくよかった。中がおもしろくて好き。
占めはパレ・ドゥ・トーキョー。
ここの展示は、、んー、、私にはむずかしかった・・
でもここの建物の使い方も好きなのよね。
2年半前、初めて来たときのことを思い出しました。
あの時はグラフィックの展示だったな・・
夜は、フラットで8人くらいでディナー。
ワインを何本空けたのだろう・・・
ひとり一本は持ってきていたから、だいぶ飲んだはず。
フランス語と英語の入り交じるディナーはやっぱりとても楽しく、
この日も素敵な時間が過ぎました。

4日目

お昼のバスで帰るので、
朝はCamilleとレオポルドの3人でプチ・パレのゴヤ展へ。
改めて観るゴヤ、感動でした。
ここでふたりとも別れて、バスターミナルへ。
7時間の旅を経てようやくロンドンへ到着しました。

とても刺激の多かったこの数日間。
Camilleにも感謝!素敵な時間を過ごせました。
友だちもみんなとても楽しくていい人たちだったし。

実家にも数枚、ポストカードを送る。

旅先じゃないと出さないから...
そしてやっぱり美術館!
好みの変化も見れたのが結構楽しかったのです。
今回はマティスやセザンヌに惹かれてました。
さて、これを肥やしにして、明日からまた作業です。

2008年3月18日

Paris

学校の近くの大通りで派手にずっこけました。
高さ10センチの歩道にやられました。
えらく見事に不細工な”へぶしっ!”という声とともに、
セキュリティのMatthewに頼まれた寿司と私の夜ごはんも落とす・・
という失態。
なんとか食べ物は無事だったけど。
人通りの多い道を歩いていて、
真っ正面から電柱にぶつかった時並みの恥ずかしさでした・・・
膝小僧にできたたんこぶが憎らしい・・・

話は変わって、
友だちの友だちのフラットに泊めてもらうことも決まったので、
来週の月曜から木曜までパリ決定。
正しくは、日曜の夜、夜行バスでパリへ向かい、
朝8時に到着予定。寝通すのです(9時間!)。
ふふふ、パリでは美術館にギャラリーめぐり。
あとはー、、
2年半くらい前に時間がなくてちょろっとしか行けなかった場所も、
もう少し時間をかけて見て回りたいのです。
まださっぱりリサーチもしていないので、
ちょこちょことはじめないとねー。
火曜の夜は、Camilleの友だちのバンドのコンサートなので、
それにも同行。
何度か聞かせてくれたんだけど、
ちょっとメランコリックでいい音楽です。

はて、どんなものに出会える旅行になるのでしょうか。
こういう、好奇心のための純粋な旅行はほんとに久々。
そして、私のあまりにも幅の狭いインチキフレンチは
どこまで通じるのでしょうか。
まぁ、いいんです。
なんとかなるでしょう。

2008年3月11日

予想通りの展開

週末、長らく夢に観ていた自転車を購入。
今日は初めて自転車で学校まで行ってみた。
こっちは車道を走らないといけないので大変恐ろしい。。
バスとタクシーの間に挟まったりして、必要以上に疲れるのです。
それでも片道30分、いい運動にはなります。

帰り道、交通量の多い道を避けて帰ったつもりでした。
途中までは順調だったのに、
気がついたらまた学校の方角へ向かってました。
家へ着くのに1時間かかりました。
異常に方向音痴なのですが、
ここでもやっぱり予想してた通りの展開になりました。

明日、近所に住む友だちにガイドしてもらって学校へ行きます。。
車の通らない道へ連れて行ってくれるそうです。。

2008年3月8日

終了

昨日、ようやくジュリーが終わりました。
最後の方は、学校へは仕事のときのみ行って、即帰宅、そのまま家にこもってました。
生活も変な時間で動いていたし、
「炊き出し」をして、おにぎりを食べ続けて、、
コーヒーもたっぷり飲んで、妙にハイでした。。

今学期は
前の学期で作った映画からデザインプロジェクトへ持っていくことに集中。
これがいちばん難しい、、、
でも昨日終わったジュリーではなかなかポジティブな意見をもらえ、
なおかつインスパイアされるようなコメントもあったので、
前のジュリーより為になった感。
このユニット、自分としては、
作業量はぜんぜん去年に追いついてないのだけど、
でもじっくり考えられます。特にいちばん大切なコンセプトの部分。
あー、、でもまだまだです。
夜は、友だちとの夕食の後、半分眠りながら帰り、
家に着くなり熟睡でした。
んー、ひさびさ。
今日(土曜)は朝から学校で仕事だったから早起きだったけど。

来週からはようやく休みで、
半分は学校で図書館やレセプションの仕事が入ってるし、
作業も結構あるのだけど、
3、4日どこかに行こうかな,という予定。
新しいもの、頭にも気持ちにもいれんとね。
バルセロナにも行ってないし、パリも全然みてないし(前回は別の場所)、
ベルリンにも行ってみたいし、、
交通費も安いのがありがたい!
それに,友だちから頼まれたコインケースも作り始めなきゃ。
フェルトをベースに刺繍やら布切れやらで遊ぶのさー。
フラットも、もう少し要領よく作業できるように考えないといけないし、
美術館やギャラリーもまわりたいし。
明日は自転車の購入予定!一年以上、待ってたからね。
乗り回すのです。

そうそう、この前ミーティングのあったHayward Galleryでの展示がおもしろかった。
Laughing in a Foreign Language

Alexander Rodchenko: Revolution in Photography
前者は、ショーの名前の通り、現代アートの”笑い”をテーマにした展示。
世界各国のアーティストの作品が集められてました。
文化的背景や歴史的背景を考慮しながら、
”笑い”は世界共通なのか?というコンセプトのもとに展示されている作品たちは、
ものによってはある意味グロテスクだったり、意味不明だったり、ほんとにおかしかったりして、
いろいろな見方ができてつい結構な時間を費やしてしまいました。。。

ロドチェンコ展はいろいろなメディアを使った彼の作品にあわせるように、
媒体ごとに展示されてました。
特にコラージュがいい!
だんだんと政治的メッセージが含まれていく課程もおもしろかったし、
イメージの使い方が個人的に好きでした。
みせたいものがとってもクリア。

休みになったら、Tate BritainのPeter Doigのショーにも行きたいし、
ほかにもいろいろとはじまってるみたい。

2008年2月28日

oh no!

もう2月も終わってしまうじゃないですか!
相変わらず忙しい毎日です。
1メートル近い模型を作ってます。
学校の部屋を借りきって作ってたけど、
さすがに夜10時までで終わり、というわけにはいかない時期になってきたので、
家に持ち帰り、もう足の踏み場のない状態。
ただでさえ狭い部屋なのに!
でも、ようやく前の学期からのものも含めてひとつになって来た感があるので
あともう一踏ん張り。
ーーー
この前の土曜は、学校の受付で12時間働いてきました。
朝9時半から夜9時半まで。
DRLの10周年記念パーティーやらなんやらで、建物の中も外も人でごったがえしてたので
普段の土曜と比べると忙しかったのです。。
まぁ、ドローイングとかが結構進んだけど。
ーーー
忙しい毎日だけど、
友だちのバースデーディナーをしたり、
週末の昼下がりには近所のマーケットで友だちとコーヒー飲んでまったり話したり、
バランスは取れてるのではないでしょうか。
春休みには今のプロジェクトの他に、
友だちとコンペに参加する予定や、
別の子の、盗まれてしまった小銭入れを作ってしまおうプロジェクト、
やらで、ロンドンの春を楽しもうと思います。
できれば2、3日旅行にも行きたい。。

2008年2月10日

おひさ。




最近天気がよくて暖かい日が続くロンドンです。
でも相変わらず学校ばかりの生活ですが。
こっちへ帰ってきてすぐに机も買ったので、
ようやく部屋らしい部屋になってきてます。
マットレスを置いてある窓側には好きなカードやら写真やらをぺたぺた。
先週近くのマーケットで買ったジャスミンの花が開いてきたので、いいかおりが広がってます。
作業用の小さな机を置いてある横には、ローマの市場でみつけた
「マトリョーシカ風クッキーの型」やら、フリーペーパー(point d'ironieシリーズ)を置いてみた。
この横でブルーフォームを切ってるのさー。

2008年1月31日

青ばかり

ここんとこ、毎日毎日ブルーフォームを切って貼付けて、、、の繰り返し。
頭いたいよ。ひざが痛いよ。
ドローイングがしたいよ。

来月からもうひとつ新しい仕事が増えました。
ちょうど今までの人がやめた、土曜日のreceptionのしごと。
セキュリティの人が「やる?」と声をかけてくれたので、「もちろん!」と。
2週間に一回で、一日で8時間の仕事。
でも、仕事しながら作業もできるし。
普段の週8時間の図書館の仕事とあわせるとかなりいい感じになりそうです。

今週は毎日、朝昼カレー。。
日曜に大量に作ったのだけど、思った以上に多くて今日で4日目。
これ、全部食べきったら当分はいいかも。
昨日は浮気して友だちとフィッシュアンドチップスを食べたけど。
久々の魚。ビネガーと塩をかけて食べました。


2008年1月26日

26.01.08

今週はRichard Rodgersのレクチャーがありました。
チケット、遅くてもらえなかったけど、
受付の仕事を手伝ってたのでレクチャールームにいれてもらえる。ラッキー。
でも、肝心のレクチャー自体は、あまりにジェネラルすぎておもしろくなかった。。
4時間分の仕事になったのはよかったけど。

土曜の今日は、朝7時半集合で、ずっとサイトのsurvey。
着いた頃にはまだ陽が昇りきってなかったよ。。
夕方までみっちりドローイングしたりドキュメントしたりしてました。

ここんところ、プロジェクトにスタックしてたけど、
そこでやっぱりおもしろくなるのねー。
なんとか抜けれそう。
でも、また明日もサイト周辺をまわらなければ。

今夜は2年前にAAで知り合ったポーランド人の友だちがロンドンに来てるので、
久々に会う予定。
その前にちょっと一眠りしないともちそうにないけど。。
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あまりに脈絡のない文。。
やっぱりちょっと疲れ気味です。


2008年1月21日

食べ物を無駄にしてはいけません

やたらめったらでかいサイトモデルと
自分用のモデルでブルーフォームに囲まれている毎日なのですが、
この切る時の匂いとサンディングする時の粉に弱いらしく、
ここ数日連続でげーげーしてました。
トイレ行っては戻り、戻ってはトイレ行き、、
隣にバケツ置いとくべきよねー、と友だちに話したところ、
「それじゃモンティ・パイソンになっちゃうよ。。」
と言われてしまう。。
ここ最近、食べ物を無駄にしてるようでなりません。
今日は石膏でキャスティングしたのです。
うーむ、どうなることか。

最近の作業音楽は、この前友だちからもらった
Darjeeling Limitedのサントラ。
ロック、クラシック、インド音楽、フレンチetcが混ざってて楽しい。。

2008年1月15日

a photo from rome

写真をアップロードしているflickr
のほうに、ローマで撮った建物の写真を写真ガイド集に使いたいけどかまわないか、
というメールが来た。
最終選考に残ってるらしいです。
結構観てる人、いるのねー。

今日は以前Herzog & de Meuronで働いていたtutorたちが、
そこでのプロジェクトを模型中心にみせてくれた。
はぁ、やっぱりここのマテリアルの使い方、おもしろい。。
最終デザインまでに行きつくまでのテスト模型やプロトタイプもたっぷりみせてくれました。
今学期は、ちょっと今まで使ってなかったマテリアルも使って模型を作ってみる予定。
今はまだサイトのアナリシス中心だけど。

2008年1月12日

まだ眠い。。

帰ってきて日が浅いので、時差ぼけに悩まされるここ数日。
いろいろと疲れはたまってるので、そのせいもあると思うんだけど。
とにかく眠る眠る。ひたすら眠る。。
でも、昨日はその眠さを押し切ってギャラリーで働いてきた。
今年初仕事。
またオープニングだけしか入れなかったのだけど。。
カタログを配ったりしてたのだけど、今回のショーがショーなだけに、
Remがうろちょろしててその後ろで配ったり、、なんて状況も多々ありました。
これが今回のショー
The World of Madelon Vriesendorp: Paintings/Postcards/Objects/Games
ああ、、でも、オープニング独特の雰囲気は苦手。
なんていうんでしょう。「ブルジョワー」な感じ?とでも言うのかな。
今回は特にその気が強かった気がして疲れました。
いろんな人を観てるのは楽しいんだけど。
そして、友だちには「これ、他の子にもあげて!」とカタログを何枚か押し付けてました。

今学期は図書館での仕事ももう2時間増やせたのでラッキー。
スタジオを借りる話はなくなったけど、まぁそれはそれでいいのでしょう。
今晩は友人の家で映画、、の予定です。

2008年1月2日

あけました


実家恒例の初日の出見物。
穏やかな正月です。