2010年8月20日

安部公房「砂の女」: Kobo Abe "Woman in the Dunes"

舞台は砂の底の家で限られているのにも関わらず、
ここまでの表現力の深さはさすがです。

登場人物ふたりのやりとりの不気味さ、
出たいと葛藤しつつも、どこかで留まりたいと思わせるような書かれ方、
読んでいてなんとも奇妙な気分になります。

以前「箱男」「壁」は読んでいて、3冊目の安部公房。
現在は「他人の顔」を読んでる途中なり。

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