2007年8月10日

森美術館・ル・コルビュジエ展



ロンシャンの教会、内部


現在、六本木ヒルズ内、森美術館にて展示されている「ル・コルビュジエ展」。
初めて、建物で鳥肌のたったロンシャンの教会を建てた彼の作品展、行くしかないでしょ、と思って、
友だちと会う前の時間を利用して行ってきた。

展示自体は、彼の絵画、彫刻などのアート作品を含めたもの。
建物だけでなく、彼が生涯関わり続けたアートと建物との関連性、なども垣間見れて見応えがありました。
それに実物と同じスケールで彼のアトリエ、集合住宅、マルセイユ・ユニテのメゾネットタイプ、
奥さんのために作った、海辺に建てられた小さな小さな家、、なども再現されていました。
本物ではないにしろ、空間を身体で感じるのは重要。
小難しい本よりもなによりもいちばん説得力がある。

初めてヨーロッパへ行ったときに観た建物の一つが、
彼の建てた教会の一つ、Chapelle Notre-Dame du Haut。
あまりに有名な、通称「ロンシャンの教会」。
パリから電車で約4時間、そこからまた電車、車なり利用しないと行けない、
丘の上に建ったうねった有機的な屋根が特徴的な白い礼拝堂。
初めて目の前に現れたとき、一歩その空間へ踏み込んだとき、
その時の衝撃は今でもはっきりとおぼえてます。

そんなこの礼拝堂の模型、ドローイングも含めて、約300点もの資料が展示されている今回の展覧会、
9月24日までのようです。

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