2007年2月2日

The Science of Sleep



以前日記に書いた見たかった映画の一つ、ミシェル・ゴンドリー監督の"The Science Of Sleep"、待ちきれなくて見ました。プレゼン疲れで今晩はゆっくりしたかったし。

主演はガエル・ガルシア・ベルナル(「バベル」にも出てます。これもよかった)、好きな女優さんのシャルロット・ゲンズブールです。大好きな映画の一つ、「エターナルサンシャイン」の監督の最新作なので楽しみにしてたけど、よかった!期待ははずれていなかった!

舞台はパリ。メキシコで一緒に住んでいた父親が亡くなったので母親のいるパリにStéphaneが来る所からはじまります。シャルロットはアパー トのお隣さん。ストーリーはシンプルだけど、でもあきない。思わず笑ってしまう所とか、なんだか泣きたくなっちゃうような所とか、ツボを得てます。

タイトルからも分かるように、「夢」がこの映画の半分は占めています。この夢のシーン(途中から何が夢なのか分かりにくくなった所もあるけど)が お気に入り。ミシェル・ゴンドリーはなんでこんなにあやふやな夢を、それを崩さず、でもしっかりと表現できるんだろう!脳の中にスタジオがあって、そこが 夢の生産工場。Stéphaneがディレクターで、ダンボールでできたモニターに夢が映されます。水はセロファンになり、フェルトの馬が動きだし、窓の外 は液体?のようで泳いで移動し、、、あげたらきりがないんだけど、観ていてわくわくしました。そしてちょっと懐かしい感じ。小物もこっていて、夢の中の電話 やタイプライターはすべてフェルトや木でできていたり。

日本語のページはまだないようです。。でも今年あたり公開するんじゃないかなぁ。観ていてなんだか無性にうれしくなる映画でした。

いとこの教えてくれたフランス版のページ。
La Science des Reves
映画の雰囲気が出ていてかわいい。

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